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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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***2015.05.19 VOL.4-10 magmag melma***
  
  地球の大気を離れては、生命の維持は難しい。宇宙旅行の宿命だが、その期間が
  長くなれば、長くなるほど 酸素補給の問題は大きくなる。
  
  火星定住ともなると、永久的な供給システムがない限り、その可能性はゼロとも
  言える。そんな状況を打開するため、幾つかの研究が始まっている。
  
  目玉となっているのは、火星大気95%以上を占める二酸化炭素を原料に、酸素
  に変換する技術だ。そうすれば、装置だけで、原材料を地球から運ぶ必要がない。
  
   2二炭化酸素(CO2) + エネルギー → 2一炭化酸素(CO) + 酸素(O2)
  
  MOXIEと命名された変換装置を開発、2020年に、火星で実証実験を計画
  している。昨年から開発が始まり、次世代の火星ローバーに搭載される予定だ。
  
<MOXIE装置概要>
  
<種々の実験装置が載る 2020年次世代火星ローバー MOXIEは中央下部>
  
  また、新たな研究も加わった。火星柔らかな土壌から、バクテリアや藻類など
  新しい酸素発生微生物を探そうと言うのだ。そして、土壌から窒素発生も狙う。
  
  2020年の火星実験では、ローバー藻類に属すシアノバクテリアと呼ばれる
  極限環境微生物を搭載し、火星土壌を採取・組合せて、酸素発生の可能性を探る。
  
<地球では一般的なシアノバクテリア>
  
  
  大気の心配がなくなれば、火星も別天地になるかもしれない。ロケット等の移動
  技術だけでなく、全方位で進む開発は、夢だった火星が現実に近づいた証拠だ。
  
  
  英語情報 ign, gizmag, newsofficespaceref
  日本語情報 mynaviwired
  
  MOXIEについて wiki シアノバクテリアについて wiki
  MIT MOXIE論文 pdf
  
  
  動画:2020年 火星ローバー(約1分)YT
  
  動画:NASA会見 2020年 火星ローバー(約50分)YT
  
  動画:シノバクテリアについて(5分)YT
  
  動画:光に反応するシノバクテリア(約20秒)YT
  
  
 
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