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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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***VOL.4-11 2015.06.02 magmag melma***
  
  惑星探査が盛んに行われるようになり、探査ロボット ローバーの活躍は著しい。
  しかし、行動範囲を広げようと思うと、大気があれば飛行体が有望だ。
  
  大気のある惑星と言えば、火星金星が挙げられるが、先にUPした金星向けの
  有人飛行船探査機の開発に加え、新たに無人探査機の開発計画に予算が付いた。
  
  ユニークなアイデアだ。ゴムボートの様に膨らみ、しかも、飛行高度に応じて、
  大きさが変わるVAMP(Venus Atmospheric Maneuverable Platform)と称す。
  
<金星を飛ぶVAMP>
  
  VAMPは軌道上の人工衛星から発射され、大気圏突入時の摩擦熱で大きくなる。
  だが、摩擦熱に耐える耐熱パネルの類も装着されていない
  
  通常昼は、高度68kmを飛行する。その時の大きさは翼幅41mと旅客機並だ。
  因みに、日本の旅客機MRJは約30mB777で約60mなので、丁度間だ。
  
  それ以上の高度、例えば80kmあたりでは、翼幅94m倍以上に大きくなる。
  体積的には、370m3から5000m313倍にも及ぶ。
  
  昼間は、太陽光発電によりプロペラを駆動、観測地点まで移動する。夜になると、
  大気密度の関係で、高度が下がり52kmあたりを飛行船のように大気に浮かぶ
  
  このような夜昼での体積変化は殆ど無い設計になっている。大きな体積変化は、
  蛇腹構造で実現するイメージ、材料はこのプログラムで開発するようだ。
  
<翼のプロトタイプ>
  
  NASAは、更に開発が進めば、金星だけでなく、木星の衛星イオ土星の衛星
  タイタン等に展開する事を考えている。まだまだ面白いアイデアが出てきそうだ。
  
  
  Venus Atmospheric Maneuverable Platform (VAMP)について pdf1 pdf2
  
  動画:スキモノニュース報道(約1分)YT
  
  動画:VAMP主翼展開試験(14秒)YT

  
  動画:VAMP落下試験(3分弱)YT
  
  動画:NASA ヘリ式惑星無人探査機(1分強)YT
  
  動画:世界大戦中に研究された膨らむ飛行機(13分)YT
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