ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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惑星探査が盛んに行われるようになり、探査ロボット ローバーの活躍は著しい。
しかし、行動範囲を広げようと思うと、大気があれば飛行体が有望だ。
大気のある惑星と言えば、火星・金星が挙げられるが、先にUPした金星向けの
有人飛行船探査機の開発に加え、新たに無人探査機の開発計画に予算が付いた。
ユニークなアイデアだ。ゴムボートの様に膨らみ、しかも、飛行高度に応じて、
大きさが変わる。VAMP(Venus Atmospheric Maneuverable Platform)と称す。
<金星を飛ぶVAMP>
VAMPは軌道上の人工衛星から発射され、大気圏突入時の摩擦熱で大きくなる。
だが、摩擦熱に耐える耐熱パネルの類も装着されていない。
通常昼は、高度68kmを飛行する。その時の大きさは翼幅41mと旅客機並だ。
因みに、日本の旅客機MRJは約30m、B777で約60mなので、丁度間だ。
それ以上の高度、例えば80kmあたりでは、翼幅94mと倍以上に大きくなる。
体積的には、370m3から5000m3と13倍にも及ぶ。
昼間は、太陽光発電によりプロペラを駆動、観測地点まで移動する。夜になると、
大気密度の関係で、高度が下がり52kmあたりを飛行船のように大気に浮かぶ。
このような夜昼での体積変化は、殆ど無い設計になっている。大きな体積変化は、
蛇腹構造で実現するイメージ、材料はこのプログラムで開発するようだ。
<翼のプロトタイプ>
NASAは、更に開発が進めば、金星だけでなく、木星の衛星イオ、土星の衛星
タイタン等に展開する事を考えている。まだまだ面白いアイデアが出てきそうだ。
動画:スキモノニュース報道(約1分)YT
動画:VAMP主翼展開試験(14秒)YT
動画:VAMP落下試験(3分弱)YT
動画:NASA ヘリ式惑星無人探査機(1分強)YT
動画:世界大戦中に研究された膨らむ飛行機(13分)YT
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