ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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地上では何気なく口に運ぶパンのカケラ。宇宙でも食べたいと思うは、特に欧米人
では強いだろう。ISSでパンというと、防災用の缶詰イメージだが、実はNGだ。
その理由は簡単だ。パンクズは、浮遊し 宙に漂う。ISS内の機器に入り込むと、
故障や火災の原因となる。実際に1965年、ジェミニ3号で事故が発生している。
<その時のパン 米国の博物館に保存される>
それから50年、禁止状態が続いており、代替としてクズがでないトルティーヤを
使っている。唯一の例外、2009年 若田宇宙飛行士の持ち込み事例がある様だ。
<トルティーヤを使ったチーズバーガー>
<宇宙用パン缶詰(日本製)若田宇宙飛行士がISSへ持参>
そんな状態をブレークスルーするのが、独ベンチャーが進める Bake In Space だ。
ISSでパンを焼いて食べるため、ISS制限下で使えるパン焼き器を開発中だ。
<開発中のマイクロオーブン>
それは270W以下、温度も45℃以下である必要がある。とてもパンを焼く条件
ではないが、宇宙の特性、真空に近い条件下として、実現しようという訳だ。
そしてパン生地も課題だ。現在の候補は、サワードウと呼ばれるものだ。パン酵母
ではなく、乳酸菌と酵母を用いて発酵する 伝統的なサワーブレッドだ。
<サワーブレッドの一例>
2018年にはISSへ持ち込み、実験を行う予定。これからの惑星探査時代には
重要な一歩となるだろう。どんなパンが焼き上がるのか 今から楽しみだ。
プロジェクト(Bake In Space)HP
動画:New Scientist報道(1分弱)YT
動画:abc報道(2分)YT
動画:ISSでのサンドイッチ作り(2分強)YT
動画:JAXAで販売中の宇宙パン(3分弱)YT
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