ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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火星に住んだらどうなるか。世間では夢の様に思える話でも、研究の世界では、
実際どうなるというテーマが、いろいろな技術開発と並行して進んでいる。
2010年6月から520日間、ロシアでMARS500という実験が行われた。
被験者6名が、閉鎖空間、殆ど連絡も取れない状態で、共同生活を実行した。
<MARS500の部屋での一コマ>
想定は往250日、復240日、火星で活動30日だ。心理面を中心に90以上
実験を行ったが、4名が睡眠障害になる等、睡眠覚醒サイクルの重要性が覗えた。
他の研究では、長期ミッションに受ける宇宙線の影響を懸念する結果が出ている。
宇宙線粒子は、中枢神経系に損傷を引き起こし、認知能力に悪影響が出るという。
<地球に降り注ぐ宇宙線イメージ:地球は磁場で守られているが>
代替実験の常、ねずみに対して行った実験では、イオン化した酸素とチタン照射。
結果、脳に炎症が発生、ニューロン間の信号伝達のメカニズムに損傷が診られた。
この様な研究によらずとも、これまでにも放射線に関する障害研究で、いろいろ
と分かっている。強い場合、中枢神経系に影響、知覚異常の症状等が認められる。
当然、危険だから行くのは止めよう、という事ではなく、その被害を食い止める
対策を検討するための研究だ。厳重な防護壁、薬物療法の可能性もある様だ。
地球近傍の宇宙なら、地球の防護壁が守ってくれるが、母なる地球から離れると
自ら守る必要がある。その対策ができて初めて、夢の日を迎えられる。
MARS500のHP
放射線による中枢神経障害 link
動画:MARS500開始(日本語 3分強)YT
動画:MARS500での105日の記録(約5分)YT
動画:WSJ報道 宇宙線の影響(4分)YT
動画:宇宙線を見てみよう(2分)YT
動画:宇宙線の源(約3分半)YT
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