ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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***2015.04.21 VOL.4-08***
米国は新たなる打上システムを開発中だ。SLS(Space Launch System)と呼び、
終了したスペースシャトルに続く大型の打上システムだ。
<SLSイメージ図>
計画では70tから130tの打上能力を有し、宇宙飛行士とカーゴ、それぞれ
専用のペイロード部を有する。基本はロケット部と2基のブースターから成る。
またロケット部は、第1段目と第2段目から構成され、第1段目は全て共通だが、
第2段部ついては、用途によりいくつかのバリエーションが考えられている。
そのデビューとなる打上げが決まっている。2018年11月、同じく開発中で
ある宇宙船オリオンを無人機として打ち上げ、月まで到達、地球へ帰還させる。
<オリオン イメージ図>
そして小惑星探査衛星などのマイクロ衛星11個が相乗りし、宇宙に放出される
新たな報道があった。より深い宇宙へ観測能力が高まり、宇宙科学発展に繋がる。
日本のJAXAが世界で初めて成功させたソーラーセイル実証機『イカロス』と
同じ仕組みの小惑星探査機、NEAスタウト衛星は、地球近傍の小惑星を狙う。
<NEAスタウト衛星 イメージ図>
天文台では観測が困難な、小惑星の形状、大きさ、自転周期、周囲に取り巻く塵
の様子など、詳しい観測が期待される。打上げから2年後に、目標に到達予定だ。
セイルサイズは9m四方、太陽光を受けて推力とする。イカロスでは14m四方
であったので、やや小型と言える。
<イカロス イメージ図>
深宇宙の放射線環境を調べる BioSentinel(バイオセンチネル) というマイクロ
衛星もある。将来の火星探査を想定し、深宇宙の放射線を観測する。
<バイオセンチネル イメージ図>
この放出では、火薬を使わない、ばねの力でロケットから衛星を切り離す機構を
新たに開発し、これからの超小型衛星放出に活用していくと予定だ。
2030年代に計画される火星有人探査に向けて、幅広い活動がスタートしたと
いう事だろう。日本も世界的な宇宙開発の拡大を捉えた戦略を進めて欲しい。
NASAのSLSのHP
バイオセンチネル衛星のHP
動画:マイクロ衛星の宇宙投入CG(約3分半)YT
動画:次世代ソーラーセイル HELIOSイメージCG(3分半)YT
動画:イカロス紹介(約13分半)YT
動画:宇宙船オリオンの無人機打上げCG(3分弱)YT
動画:宇宙船オリオンの詳細紹介(16分強)YT
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