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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2017.6.13 VOL.6-12 magmag melma ***
   
  
  近接映像とは、かくも違うものか。世界の研究者が驚いた 木星観測衛星 ジュノー
  の観測映像。そこには、これまで見えなかった世界が展開されていた。
  
  例えば南極、そもそも地球からは見えないこんなに渦が多く発生しているとは、
  誰も想像していなかった。大赤斑のような大きな渦の中にも多数の渦が見られる。
  
<木星南極  5.2万km地点:最大直径1千kmものサイクロンが写る>
<木星北極 19.5万km地点:南北で随分とイメージが異なる>
<大赤斑 中には小さな渦が無数に見られる>
− 参考:ボイジャー1号の大赤斑 撮影映像 −
  
  そして新たな謎も生まれた。これらの渦、簡単に言えば台風 又は サイクロンは、
  安定しているか直ぐ消えるか、また 何故 南極・北極で見た目が違うのか 等だ。
  
  マイクロ波計測では、雲の層構造を観測赤道付近では、下方まで到達しているが、
  他の緯度・縞では、違う構造に進化していると事も分かってきた。
  
<あきらかになった木星の構造図>
<雲の層断面 赤道部とそれ以外に違いが>
  
  また、磁気観測でも新しい事実が出て来ている。木星磁場は、太陽系で最大である
  事は知られるが、その想定よりも大きく均一ではなく強弱がある結果だった。
  
  
  地球と比べ直径11倍質量317倍太陽系で最大惑星の木星。そのイメージは、
  根底から覆りあらたな研究対象となった。やはり、宇宙探査は重要なテーマだ。
  
  
  日本語情報 astroarts, nikkeibpcnn  英語情報 spacedailyamericaspace
  
  動画:NASA講演 木星観測衛星 ジュノー の成果(1時間8分)YT
  
  動画:ジュノーによる木星近接の連続映像(2分弱)YT
  
  動画:ジュノーによる木星赤外線探査(1分半)YT
  
  
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