ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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火星の夜には 何が起こっているのか。そんな思いに ひとつの仮説が発表された。
夏の夜、北極あたりでは 吹雪が発生している かもしれないという。
最新の観測結果を大気シミュレーションしたところ、従来想定よりも激しい対流、
即ち 嵐が起きているという結果だったのだ。
<シミュレーション事例 激しい対流が見て取れる(下図)>
これには、実際の観測結果による傍証もある。2012年、探査機が雪を降らせる
雲を撮影している。即ち、吹雪であった可能性も高いのだ。
<南極上空で二酸化炭素の雪を降らせる雲を確認 - 中央部の白い部分>
ただ雲の高度は高く、落ちてくる水の氷粒のうち、地表まで到達できるのは、然程
多くはないようで、雪だるまができるほどではない というコメントだ。
これら成果は火星探査が進んだお陰だ。火星の気候シミュレーション精度が上がる
と、有人探査にもプラス、惑星研究への寄与も大きい。未知の探求が人間の根源だ。
<1840年の 世界初 火星マップ>
当該論文アブストラクト(Nature Geoscience)link
動画:United News International 報道(1分)YT
動画:火星の雲(6秒 4分の動き)YT
動画:VOA報道 火星探査機フェニックスによる雪の発見(2分半)YT
動画:火星地図の歴史(1分半)YT
動画:火星の最新地図(1分弱)YT
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デロリアンと聞いて何か思い起こせるなら、SF好きは間違いない。既に30年も
経ってしまったが、バック トゥ ザ・フューチャー に登場するスポーツカーだ。
<デロリアン:映画ではタイムマシンに改造される>
そのデロリアン開発者の甥なる人物ポール・デロリアンが、新たなる空飛ぶクルマ
を開発するという。浮上と推進用に、前後にダクトファン2基を備える。
<ポール・デロリアン氏>
<DR−7>
まだ詳細は分からないが、全長9m、全幅5.6mもある。翼は折畳みもできる様
なので、専用車庫を作れば、なんとか収まるかもしれない。
<スケールモデル>
全自動で、電動駆動のVTOL機というのが正確だが、航続距離は200km弱と
いうスペックは、米国ではちょっと短い気もする。
今後、1年で飛行可能なプロトタイプを仕上げ、5年程度で実用化に進めるという
目標。織込まれる要素技術は、安全を向上する先端技術という特記がある。
オスプレーの前例にもある通り、この手のVTOLは、結構 飛ばす事が難しい。
特許にはフライトパスも描かれ、既にシミュレートはされているようだ。
<特許より>
空飛ぶクルマの申し子とも言えるデロリアン未来版、期待が募るばかりではあるが、
早く実機を造って 期待に応えてもらいたい。後1年、待ち遠しい。
開発会社(De Lorean Aerospace社)HP
動画:DR-7 全周イメージCG(6秒)YT
動画:DR-7 前後のダクトファンアクションCG(33秒)YT
動画:Back to the Future Part 2 より(3分弱)YT
年々改良が進む、電気推進の分野。主には衛星用として用いられるが、推力増強が
進行中、ロボット探査機程度なら火星への推進器の期待ができる時代になってきた。
それを、中国が先鞭するかもしれない。中国東北 ハルビン工業大学 の研究成果が
発表され話題の様だ。研究では、推力電力比が10%から63%へ大幅UPする。
電気推進の一つ ホールスラスター(HS)を一歩進めた、シリンドリカルHSの改良
技術の試算結果だ。キセノン燃料に渦回転が起こるように、噴出口を構成した。
<ホールスラスターの概念図:燃料をイオン化・電界加速し噴射する>
<改良前後の燃料の流れ 右が渦回転型>
この渦回転の噴射方式は、燃料が不十分な状況での低出力時にも有効な設計という。
これにより電極に近い側のガス濃度を上げ、推進性能を向上する。
<米プリンストン大学での実験事例 右がシリンドリカルHC>
この様に燃料噴射を渦回転させる方式は、自動車エンジン燃焼室にスワール(横渦)
を発生させる先例があり、燃焼効率の向上や出力UPへ繋がっている。
<自動車エンジン燃焼室でのスワロール発生の例>
本研究では、概念的な確認に留まる。何を どのように設計すれば、最適な設計と
なるかは、まだまだ先の技術のようだ。日本でも、更なる飛躍を望みたい。
<研究者 Liqiu Wei博士>
当該論文 link
動画:ホールスラスターの原理CG(2分弱)YT
動画:AerospaceCorp 電気推進技術の紹介(4分半)YT
動画:EUのホールスラスター試験風景(2分弱)YT
動画:エンジン燃焼室でのスワロール発生イメージ(5秒)YT
media; フジTV 17.8.17 まつぼっちHP
この夏、UFOの目撃ニュースが複数飛び込んできた。主宰したイベント開催の際、
UFOが現れたとする。それは、本当に現れたのだろうか。
まずは幸福の科学、大川隆法氏の東京ドーム公演、参加者の一人が空に横に並んだ
光点を発見、それを撮影した としている。
これほどの飛行体にも関わらず、残念ながら目撃者は、この撮影者1人だけという。
どの位滞空したのだろうか。それにもよるが、目撃者1人というのは寂しい限りだ。
次に山口敏太郎氏の銚子UFO召喚イベントという、その名の通りUFOを呼ぼう
という、正に UFOを目撃するための企画だ。
残念ながら、目撃はなかったが、後日、廻しっぱなしのビデオカメラに瞬間映像が
写っていたとする。この動画画が全てだ。
最後にTV番組での目撃だ。フジTV「MASTUぼっち」、EXILEの松本利夫氏が
中心となった番組だが、UFO召喚にトライ 撮影映像に、その姿を捉えた とする。
- 番組告知動画 -
- 番組記録動画 18:30-20:00 -
残念ながら、肉眼目撃は少なかった。結果、一瞬を捉えたカメラ映像が、UFOを
醸し出すだけだった。こんな一瞬映像を重ねる事で、存在は証明されるのだろうか。
宇宙の起源が語られる一方、身近な天の川銀河を構成する物質について新しい発見
が報道された。天の川銀河の半分は、更に 遠い銀河から来ているという事だ。
<天の川銀河に似るとされる 渦巻き銀河 M101>
スーパーコンピューターの銀河形成シミュレーションが導いた結果だ。この銀河間
物質輸送は、小銀河で発生した超新星爆発が、銀河ガスを吹き飛ばす事で起きる。
このような物質を銀河の外へ吹き飛ばしてしまうような現象は、銀河風と呼ばれ、
吹き飛ばされた物質は、銀河風に乗って 大きな銀河へと流れ着く。
<事例:NGC 6240 の銀河風(スターバースト) 薄赤い部分>
− 左 電離ガスの詳細構造(赤=電離水素) 右 主な構造模式図 −
銀河間は、相当に離れているので、何十億年もの歳月が掛かる 壮大な宇宙現象だ。
計算結果では、半分の物質は、最大で100万光年離れた銀河を起源とするという。
即ち、私たちの肉体を構成する原子の半分が、遠大な宇宙の旅をし地球に集まった。
こんな事を考えながら生きてみると、宇宙には必ず友がいると思えないだろうか。
<研究者 Daniel Angles-Alcazar ザルカザール氏>
当該論文概要(the Royal Astronomical Society)link
動画:CNN報道(24分強)YT
動画:天の川銀河形成シミュレーション(15秒)YT
動画:ガス流による銀河形成シミュレーション(2分弱)YT
動画:研究者ザルカザール氏の講演(2015年 18分強)YT
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