ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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超新星爆発、それは 星の最後の輝き 終焉の姿とされてきた。にも関わらず、光り
続ける超新星が観測された。まだまだ 人類の知見は限りあるようだ。
− 光り続ける超新星 iPTF14hls のイメージ −
この超新星は、1954年に爆発し、そして2014年にも爆発したとされている。
古い爆発は、最近になって 過去データの見直しで分かったものだ。
− 1954年と1993年の観測写真 −
通常なら爆発後、光度が平坦な期間が100日程度続き、そして消え去る。しかし、
この超新星は、600日目までで、5回もの明滅を繰り返した。
− 爆発からの光度変化 −
まだ理由は分かっていないが、通常の超新星爆発ケースに比べ、太陽質量の50倍
という巨大な恒星であった事が関連すると見られている。
爆発後の収縮で、反物質が生まれ、それが輝きの元になったという仮説だ。理論上、
太陽質量の100倍前後で起こるとされるが、実際は、宇宙開闢の初期の話だ。
まだまだ未知の宇宙に対し、火星探索くらいで喜んではいけない。スタートレック
の様に、ワープで宇宙の端まで飛んでいきたいものだ。
当該論文(Nature LETTER) pdf
動画:ネット報道 ゾンビスター(1分半)YT
動画:超新星爆発・壮絶な星の最期(43分)YT
動画:残骸 中性子星からガンマ線フレア? かに星雲(2分半)YT
動画:スーパーコンピュータ「京」を用いた計算で超新星爆発(2分強)YT
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火星移住を目前にして、居住スペースに関する研究が活発に行われている。時代は、
都市を創る検討まで進んでおり、NASAがコンテストを主催、MITが優勝した。
− MIT優勝のデザイン図 −
それも1万人を目標にしているとかで、MITのデザインは、ドーム1つで50人、
200個のドームを建設して都市を構成する。
樹木を利用、レッドウッドフォレストとネーミングされる。ドーム内に地球の森を
模した環境を創り出し、人間が住み易い状況を整える。
− レッドウッド = セコイア 米カリフォルニア州 セコイア国立公園 −
− ドーム内部と下部 −
樹木は、太陽エネルギーの収集としても機能し、水を集める事にも活用される様だ。
火星の土や水、氷を使って、地球の環境を創り出す、素晴らしいコンセプトだ。
下部には、ルーツと呼ぶ通路が続く。プライベート空間や隣のドームへも繋がり、
地中を移動することで、放射線などからも身を守り、火星を安全に移動できる。
ドームは、水で充填された柔らかい外皮で覆われている。放射線を遮り、熱の調整
にも役立つようだ。更には、ドームの貯水タンクでも機能する。
太陽光発電パネルも備え、クリーンな電力を発電、燃料電池へ充電したり、水から
ロケット燃料を製造できたりもする、居住空間でもあり、基地でもある。
地球でも、過酷な環境の地域で活用できそうなデザインだ。テーマパークのような
イメージで、どこか砂漠で建設してみても面白い。火星に行く前に火星の体験を。
コンテスト(international Mars City Design competition)HP
動画:ネット報道 火星都市コンテストMIT優勝(2分弱)YT
動画:ドバイの火星シミュレーション都市構想(1分強)YT
動画:イーロン・マスクの描く 火星都市(1分半)YT
動画:TomoNews 中国コロニーコンセプトほか紹介(5分強)YT
動画:NASA 火星への旅(5分弱)YT
世界の宇宙開発が全開で進められる中、日本の次の一手と言えば、H3ロケットだ。
2020年の打ち上げに向け開発が進む。国際競争力強化、商業受注を加速する。
− シリーズ化されるH3 −
カギは、新開発エンジン LE−9 だ。主エンジンでは世界初の技術が採用される。
エキスパンダーブリードだ。シンプルな構造故、低コスト化、安全性も高いという。
− 構想時のLE-X模型(左) LE-7A(右)と比べ配管などがかなりシンプル −
− LE−9 完成予想図(左) と 従来方式 LE−7A(右) −
配管関係に大きな差
エキスパンダーブリードとは、推進剤(液体燃料と酸化剤)を、ターボポンプにより
燃焼室へ送り込む方式だ。日本独自の技術で、これまでも2段目用に使われている。
− 日本のロケットエンジンの系譜 −
エンジ色の矢印がエキスパンダーブリードの流れ
− エキスパンダーサイクルの模式図 −
シンプル構造の一つの理由は、副燃焼室を持たない事だが、逆に高出力化が難しい。
LE−9は、推進剤を送り込むターボポンプの駆動力をUPし、可能とする。
即ちより大きなターボポンプ駆動力を得るため、ノズル部の吸熱効率を上げる方法
として、ノズル長を長くし、その中に這わせるパイプ長さも延長させた。
− LE−5(2段ロケット部)で採用された エクスパンダーブリード −
燃焼器(ノズル)部で、吸熱し ターボポンプ動力に
− LE−7Aのノズル部の断面図 −
ロウ付された熱交換用のチューブ
既に燃焼試験は、10回ほど行われ 順調な状況だ。しかし、フル開発のLE−7は
23年前だった。世代も交代、着実な前進を続け 日本H3を成功させてもらいたい。
三菱重工のLE−9開発論文(2016)pdf
H3ロケット基本設計結果(2016)pdf
動画:JAXA LE−9紹介CG(3分強)YT
動画:JAXA LE−9燃焼試験(10回目 1分半)YT
動画:JAXA LE−9ターボポンプ単体試験(1分半)YT
動画:JAXA LE−9 記者説明会(32分弱)YT
動画:JAXA H3ロケット紹介CG(1分弱)YT
UFOに関して研究をするという報道が増えてきたが、大学でもコースを設置する
ニュースが入ってきた。東欧トルコの国立アクデニズ大学で、正式に発足する。
対象はUFOと宇宙政治学の分野。クラスは“Ufology and Exopolitics”となる
予定だ。学生5.5万人、21学部の大型総合大学には、些細な事かもしれない。
- アクデニズ大学のUFOコース設置を伝える現地紙 -
教えるのは、トルコでは知る人ぞ知る、Erhan Kolbaşı(エルハン コルバシ)氏だ。
1998年設立 トルコ シリウスUFO宇宙科学センター 副議長のUFO通だ。
- Erhan Kolbaşı(エルハン コルバシ)氏 -
- シリウスUFO宇宙科学センターHPにある目撃写真例 -
コルバシ氏は、今後10年から15年の内に 地球外知的生命体とのコンタクトが
起こる、と取材記者に語っている。
Erhan Kolbaşı told the Doğan News Agency that humankind could make
contact with extraterrestrial beings “within 10 or 15 years.”
UFOの国家的隠蔽情報にも迫っていくとするコルバシ氏の活動には、世界中で、
期待の大きい事だろう。日本からも留学してみては如何だろう。
<動画:トルコ放送 UFO目撃 2014年>
<動画:シリウスUFO宇宙科学センターHPにUPされているUFO写真>
<動画:トルコのUFO遭遇番組から Kolbaşı氏出演>
original JPN livedoor
アクデニズ大学について wiki
銀河が数百個以上が集合すると 銀河団 と称し、数十個の場合は、銀河群 と称す。
天の川銀河は、アンドロメダ銀河など約40の銀河が集まる局部銀河団群に属する。
そんな膨大空間の宇宙、ペルセウス座方向にあるペルセウス座銀河団の構成元素の
組成比と、太陽の元素組成比が、同じである事が分かったという。
- ペルセウス座銀河団 電波(赤)と可視光線(白)合成擬似カラー画像 -
米カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)による
観測は、2016年2月に投入された ASTRO-H(ひとみ)。1ヶ月ほどで異常回転が
発生、短期間で運用は終了された。その短い期間に得られたデータの分析が進んだ。
- ASTRO-H(ひとみ)の構成図 -
従来、鉄やニッケルなどの鉄族元素は、直接観測できず、補間をしてきていたが、
低く見積もられていた様で、ひとみ の直接観測では、数倍高く観測された。
- X線天文衛星 ASTRO-H(ひとみ) によるX線観測映像 -
搭載された軟X線分光検出器(SXS)による
- 希少鉄族元素の検出 -
結果、太陽の構成元素比と同等となり、星の成り立ちは、宇宙どこでも変わらない
と思わせる。因みに、天の川銀河とペルセウス座銀河団は、2.4億光年も離れる。
ひとみは短期間運用だったが、成果を引き出した日本の研究者に、称賛を贈りたい。
2020年ひとみ後継にも期待し、日本の天文学が開く新しい世界を待っていよう。
- 研究リーダー メリーランド大学 山口 弘悦 助教 -
動画:ペルセウス座銀河団の位置(36秒)YT
動画:ひとみのペルセウス座銀河団観測について(3分半)YT
動画:ANN報道 ひとみのペルセウス座銀河団の観察成功(1分)YT
動画:米X線衛星チャンドラによるペルセウス座銀河団観測結果(2014 4分弱)YT
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