ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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マイクロロケットともミニロケットとも呼ばれる、超小型衛星の打上げロケットの
開発がヒートアップ、スペースベンチャーが参入している。
米ベクター・スペース社、開発中のベクターRは、全長13m、直径1.1m程で
数10kg、更に150kg程度の衛星を軌道へ打ち込むベクターHも開発中だ。
エンジン部品に3Dプリンター製造部品を使い、タンクもカーボンコンポジットを
利用する等、意欲的な取組みをしている。
<ベクター・スペース社の技術試験機 P-19H>
<ベクターR構成 エンジン燃料噴射装置・燃料タンク等がコンポジット>
そして、米スペースフライト社が進めるエレクトロン。こちらは全長17m、直径
1.2mという同サイズ。ペイロードも150kgという完全な競合だ。
<スペースフライト社の発射準備中のエレクトロン>
<複数のチタン合金3Dプリント部品を用いたエンジン>
これまで、ニュージーランドのロケットラボ社が開発してきたが、最近、スペース
フライト社に買収された。同じくカーボンコンポジット部品採用、取組みは最新だ。
これらのロケットはシェアライド方式、即ち 150kgのペイロードに、幾つかの
超小型衛星が相乗りする。1個10kgとすれば、15個一緒に打上げとなる。
日本では、ホリエモンこと堀江貴文氏が設立したインターステラ・テクノロジー社
が高度100km以上の宇宙空間へ、試験機器を打上げるロケットを開発中だ。
related blog link
<宇宙到達に必要な エンジン120秒燃焼実験に成功>
超小型衛星を軌道に乗せるまではいかないが、弾道弾飛行で宇宙空間に達し、試験
機器や実験機器を宇宙空間に到達させ、パラシュートで回収する。
こちらはやや小ぶり、全長9.9m、ペイロード20kg程度となっており、弾道弾
飛行による微小重力状態も、260秒ほど継続でき、一つの売りだ。
<インターステラ・テクノロジー社のロケット MOMOの弾道弾軌跡>
<MOMO>
この後、超小型衛星を軌道投入できるロケット開発も計画にある。手初めてとして
確実なところから参入を狙っている。
まだまだ多くのスペースベンチャーが凌ぎを削る超小型衛星を取り巻く世界。勝ち
残りには、更なる技術が必要だ。日本も、せめてバックアップできる施策が欲しい。
動画:米TV報道 ベクター・スペース社工場(2分半)YT
動画:ロケットラボ社 プロモーション(1分半)YT
動画:ロケットラボ社 エレクトロン発射準備状況(2分)YT
動画:ロケットラボ社 ラザフォードエンジン試験状況(3分強)YT
動画:インラーステラ社 エンジン噴射試験(3分)YT
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