ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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中国、NASAイーグルワークに続き3例目と報道されるドレスデン大学の追試
成功が、権威ある米国航空宇宙学会AIAA*にて、無査読の様だが報告された。
その数値は28μN/kW。中国の72g、イーグルワークの214μN/kWに
<ドレスデン大学の測定装置関係>
<EMドライブのコンセプト図>
Cavity Length(m) = 0.0686 Big Diameter(m) = 0.0541
Small Diameter(m) = 0.0385 Dielectric = None
Frequency = 2.44Ghz Pressure = 4×10^-6
Input Power = 700w (output of magnetron)
Force (milliNewtons) = 0.02 (20 micronewtons)
Q = 20.3
(seems like this was measured and calculated after they finished all reported testing)
(seems like this was measured and calculated after they finished all reported testing)
論文での結言は
We have built and tested an EMDrive using a commercial standard
magnetron with a resonance frequency of 2.44 GHz and 700 W of power
in setups similar to the ones used in the past in order to assess
possible side effects and their claimed thrust values.
Our thruster had a considerably smaller Q factor (around 50 for the
first tests and 20 at the end) compared to others (10,000 ? 100,000),
however our test facilities had a higher sensitivity as well.
即ち、一般的な電子レンジに使われているようなマグネトロンで結果を出した
という事が大きな成果の様だ。そして専門的な数値、Q値がカギとしている。
まだまだ途上にある技術開発、論文では推進力を測定した装置にも説明がなされ、
熱発生や電磁シールドなど改善すべき事も多く認識、誠実な論文と認識できる。
ただ、筆頭研究者Tajmar博士は、異色の研究者だ。まだ和訳がない重力と電磁場
の関係を論じる Gravitomagnetism なる分野に、2003年に論文投稿している。
<Martin Tajmar>
即ち、スキモノ歴史的テーマのポドクレトノフ効果、超高速回転の超伝導コマが
重力を遮蔽する。Tajmar博士の研究は続き、このAIAAでも発表があった様だ。
このEMドライブで、月まで4時間、冥王星まで70日という試算もある様だが
じっくりと進展を見ていきたいものだ。
Tajmar博士について wiki
2003年の論文(Gravitomagnetism)pdf
2015年のAIAA論文(Gravitomagnetism)pdf
動画:EMドライブの父Roger Shawyer博士インタヴュー(15年 18分)YT
動画:Roger Shawyer博士プレゼン(14年 3本)YT
動画:Tajmar博士インタビュー(12年 18分)YT
動画:ポドクレトノフ効果の解説(9分強)YT
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火星への有人探査計画が発表後、いろいろな問題が議論され始め、ここでもUP
した。宇宙線やメンタル影響など、最大要因は、往復500日ほどの長い日数だ。
astro related blog link
この時間を半分に短縮する技術として、ホールスラスターと呼ばれる新しい推進
技術にNASAが注目している。(2年ほど前にUPした内容)
astro related blog link
推進材としてガスを用い、電磁気エネルギーでプラズマ化・打出し反動力を得る。
少ないガスでも、太陽光発電でエネルギーを与えられ、軽量な推進装置とできる。
e- + Xe0(キセノン)=>Xe+ + 2e-
NASAは、既に同タイプの推進装置を製品化している Aerojet Rocketdyne社
(AR社) に白羽の矢を立て、ミッションに耐えうる大出力の装置開発を委託した。
現在、衛星に利用されているのは5kW以下、計画中の彗星探査ミッションでも
最大40kWであるが、開発するのは、なんと100kWの出力だ。
<製品化されている5kWタイプ>
<NASA開発中の6kWタイプ>
構想としては、まずは15kWタイプを開発、徐々に大型化をしていく模様だ。
更に太陽光発電の効率を更によくする開発も行い、より効率的システムを目指す。
AR社は、これをキッカケに推進装置の進化を図り、ゲームチェンジャーを狙い
有人の惑星探査や惑星旅行を、より一層現実的にしていこうとしている。
開発が加速され、少しでも早い実現を期待したい。未知の世界を知るだけでなく、
宇宙から地球を眺める事で、地球を見つめ直す機会が増える事を期待して。
Aerojet Rocketdyne社HP
Aerojet Rocketdyne社のホールスラスター製品カタログ pdf
動画:ホールスラスターと同じ イオンスラスターCG(1分半)YT
動画:トロント大学でのホールススラスター試験風景(1分弱)YT
動画:AR社の歴史(4分)YT
動画:未来の宇宙船 エネルギー・推進システム(24分)YT
物理法則に反するとされている新宇宙船推進技術のEMドライブ、スキモノには
格好の話題だが、これが本物かもしれない、という情報が世界を駆け巡っている。
<試験されたとされる実験装置>
<初期試験に使われたドライブのコア部分>
今回の発端の一つと思われる、INGなるゲームニュースのサイトが伝えたのは、
センセーショナルなタイトルを使った。
NASA MAY HAVE INVENTED A WARP DRIVE
According to posts on the NASA Space Flight forum, when lasers were
fired into the EmDrive resonance chamber, it was found that some of
the beams were travelling faster than the speed of light.
という言い回し。技術の内容には触れず、いかにもゲーム、エンターテイメント
サイトのキャッチフレーズだ。
#尚、当HPでも昨年8月に第一報をUPしている。
<実現?! ワープドライブができる宇宙船イメージ図>
より詳細に伝えているNext Bigfutureなるサイトでは、合計314回のテストを
実施し、214mN/kW なる推進力を得たと記す。また、slashdotなるサイトでは、
・NASA Eagleworksを率いるHarold White博士は、EM Driveは電磁流体力学(MHD)
駆動での推進剤イオンの役割を量子論的真空が果たすとの説を提唱していた。
・しかし、これまで真空中での実験結果がなかったことから、推力はマイクロ波
により発生した熱の対流によるものとの仮説を多くの物理学者が支持していた。
・今回、真空中で推力を得る実験に成功したことにより、この仮説は否定される
こととなった。
と伝えた。つまりは、理論的は裏付けはないものの、実験結果として、真空中で
電磁気力により力学的な推力が得られたという事のようだ。
因みにNASAの研究チームが成果を出したとしているが、NASA自身による
プレスリリース形跡は発見できない。正確には、とあるフォーラム記事が発端だ。
一方、プレスの形跡はないものの、3月上旬よりNASAのHPでは「Is Warp
Drive Real?」なる一文をUPしている。
その一文も、元NASA研究員マーク・ミルズがワープドライブを追及するため
設立したTau Zero Foundationの紹介となっているから、頭を捻るばかりだが。
理屈はさておき、本当なら人類始まって以来のトンデモナイ技術シーズの発見と
なる。当NPOより先を越された事は悔しいが、世間の理解が進む事を期待する。
但し、ワープ航法とEMドライブは直接関係する事はない。もっと理屈が明確に
ならない限り、念のためのコメントだ。興味があれば Eagleworks をフォローを。
日本語情報 slashdot
動画:ニュース報道1(5分弱)YT
動画:ニュース報道2(5分強)YT
動画:ニュース報道3(約2分半)YT
動画:リーダー Dr. Harold講演会('14.11 約1時間)YT
世界は宇宙へ取り組みを活発化させているが、日本も動き出すのだろうか。今般、
新しい宇宙政策の発表があった、期待できる内容だろうか。
2008年、宇宙開発戦略本部が宇宙基本法に基づき設置され、7年目が今年だ。
宇宙基本法により、文部科学省リードから内閣総理大臣リードに移った。
純粋な科学研究から、より活用できる分野までも含めていこうと背景があったが
あったようだが、産業・経済から軍利用まで、想定されているのが現実だ。
発表の内容は、単純。人工衛星を使った位置情報の精度向上を狙い、準天頂衛星
の数を現在1基から7基に増やすほか、現在4基の軍事撮影衛星も増やす予定。
<準天頂衛星 みちびき 2010年9月打上>
日本を取り巻く安全保証環境の変化への対応で、衛星技術を充実する、そういう
期待が掛けられた。産業的にも10年で5兆円規模にまで育成していく計画だ。
民間企業の新規参入促進も織り込まれる様だが、この部分こそが日本の宇宙開発
を変えるのではないだろうか。期待した形になる事を祈りたい。
を変えるのではないだろうか。期待した形になる事を祈りたい。
<動画:日本版GPS 準天頂衛星について>YT
<動画:日本初 有人宇宙施設「きぼう」開発物語>YT
<動画:これが日本の宇宙開発の実力だ パート1>YT
<動画:宇宙エレベーターで日本を宇宙開発大国に>YT
JAXA 準天頂衛生HP
***
宇宙は身近になったとは言え、自分自身で体験するには、やはり遠い世界だ。
大気と宇宙の仮想ライン 高度100kmまでの旅行でも、数千万円が必要だ。
もっとリーズナブルに宇宙体験はできないか、そういう方に打って付け、そんな
話が聞こえてきた。米国ニューヨークでのプログラムだ。
実際の宇宙服を着て、酸素ボンベで呼吸し、フライトシミュレータ体験ができる。
与圧状態、0.5気圧プラス加圧された空気が宇宙服内に充満する。
そして、その状態でフライトシミュレーターに乗りこみ、月又は火星までの宇宙
旅行を楽しむ訳だ。お支払いは約4万円だ。
現在は、宇宙服メーカ自身が行っている事もあり、残念なことに、米国民 又は
米国居住権を持つ者に限られているようだ。いずれはオープンになるだろう。
<ニュース報道:体験の様子>YT
original ENG space1, space2
体験プロジェクト(Final Frontier Design社)HP
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