ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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南米チリ、未確認飛行物体に関する公的調査機関 異常航空現象研究委員会*なる
組織を航空当局下に有する国だ。
*CEFAA (Comité de Estudios de Fenómenos Aéreos Anómalos)
これまでにも数度、分析した目撃ケースの調査結果を報じているが、今回の発表
では、チリ海軍所属のヘリコプターAS532が記録した謎の動画の分析結果だ。
<同型機>
映像は赤外線カメラWESCAM社のMX-15HDで撮影されたとある。即ち、
発熱に応じた映像が記録される。追跡距離は60km位、時間で10分ほどだ。
<MX-15HD外見>
<謎の動画の一コマ>
そこには、二つの黒い点のように写る飛行物体と、黒い帯のような噴出物が写る。
2014年11月の遭遇から約2年、調査の結果は、物体特定には到らなかった。
<連続コマでは変化が分かる>
しかし、その飛行物体を追跡中、レーダーでも確認できなかったという。勿論、
交信を試みるも、レスポンスもなかった。
飛行体は、パイロット目視とAS532の赤外線カメラに、写っているだけだ。
加えて、噴出物は目視確認されなかったというから、謎は深い。
詳細分析によると、二つの点の間には、繋がりらしきものがあり、全体を薄く
取り巻くカバーのようなものもある。一体何だろうか。
<詳細分析された画像>
フランスの専門家は旅客機の可能性を指摘している。果たして、何を捉えたのか
いずれ分かる日が来る事を願いたい。
<公開された追跡動画(ショートバージョン)>
<公開された追跡動画(フルバージョン)>
<赤外線撮影された航空機の事例>
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木星と海王星、その間には ケンタウルス族 と呼ばれる小惑星群がある。なんと
その数、4万個以上とされている。
ケンタウルス族の存在は、新しく、最初に発見されたのはキロン。1977年だ。
小惑星とされるが、その後、彗星の特徴も示しており、まだ決着が着いていない。
実はこのキロンや、同じく1977年に発見されたケンタウルス族カリクロには、
土星と同じリングが確認されているが、何からできているかが謎のままだった。
<カリクロとそのリング イメージ図>
神戸大学と東京工大は、フランス研究者と謎の解明に挑み、めでたく生成過程を
解明した。結果、大惑星の潮汐力により一部が破壊、リングとなる事が分かった。
<リングの生成を示すシミュレーション結果>
ケンタウルス族は、その軌道が大惑星と交差しており、その影響を受けやすく、
軌道が不安定になりがちで、いずれ太陽系から飛び出すとも考えれている。
<ケンタウルス族と大惑星との軌道の関係>
軌道不安定は、地球にも衝突の恐れを残す。そういう意味でのケンタウルス族の
小惑星観測は、非常に重要な意味合いを持っている。
当該論文(The Astrophysical Journal Letters) link
動画:カリクロのリング発見CG(3分)YT
動画:リング発見の解説(英語 5分)YT
動画:TomoNews:ケンタウルス族小惑星の地球衝突のリスク(2分強)YT
火星探査に於ける居住スペースは、多数のアイデアが提案され検討が進んでいる。
その一つに、1年ほど前のコンペで、日本人も参加した氷の家コンセプトがある。
降り注ぐ高度放射線を、氷壁で防ぐアイデアに加え、3Dプリンターやロボット
により建築するという内容で、無人で完成まで漕ぎ着けられる。
<氷の家のアイデアスケッチ>
火星の資源 水 を利用する事で、地球からの物資輸送コストを最小化する。1年
の実務検討が済み、内容が発表された。
<公開された氷の家スケッチ>
特徴の一つは、居室を大きく覆う氷チャンバーだ。内側の居室壁は、室内保温の
ため、壁には二酸化炭素を封入する膨張型断熱壁が設定される。
<氷の家 構造図:2階建て>
並行して水の採取技術も検討されている。現在検討中の採取技術では、日当たり
1立方mを仮定、満タンにするには400日必要と試算されている。
従来は火星の土を活用したアイデアが主流だったが、火星の水資源のリッチさを
感じさせる観測結果が出てきた事で、注目度合いが高まった。完成に期待したい。
日本語情報 asahi, huffingtonpost
動画:NASA 火星の居住棟 3Dプリンターでチャレンジ(2分強)YT
動画:ナショナルジオグラフィック 火星の家 ショールーム(2分弱)YT
動画:WSJ報道 当初アイデアの火星の氷の家 (1分半強)YT
映画アルマゲドンのような、小惑星の地球衝突を想定し、回避するアイデアが、
考えられている。ロシア チェリャビンスク州の隕石落下が記憶に新しい。
それは単なるアイデアから、実行ベースを視野に入れた技術的な検討フェイズへ
進んでいる。緊急対応用極高速小惑星緩和ミッション(HAMMER*)と呼ばれる。
*;Hypervelocity Asteroid Mitigation Mission for Emergency Response
これまでに、超高速小惑星迎撃船(HAIV*)というプログラム等が検討されており、
その成果を引き継ぎ、大きく纏め直した形のようだ。
*;Hypervelocity Asteroid Intercept Vehicle
<HAIVでの案:子機が突入 その穴に親機(核爆弾)が突入>
そこでは、衝突コースをそらすため、質量インパクトを与えたり、核爆弾を使う
方法など、シミュレーションを実施し検討しているという事だ。
<小惑星ゴブレカに質量10トンを衝突させたシミュレーション>
長短径:1.4 × 0.6 km 衝突速度:36000km/h
核爆発による直接的な破壊ではない。小惑星近くで核爆発させ、発生した高温の
プラズマが小惑星の一部を蒸発・気化、ジェット噴射する事で進行方向を変える。
米国の惑星防衛調整局を設置するという発表から約1年、監視宇宙船を配備し、
地球に近づく天体を警戒するという構想もあるようで、暫く検討は続く。
動画:欧州 小惑星インパクト(6分半)YT
動画:NASA 地球近傍小惑星ミッションCG(1分強)YT
動画:小惑星に対する核爆弾利用に関する講演(47分)YT
動画:レーザー光線による小惑星ミッション実験CG(1分強)YT
動画:地球への小惑星衝突シミュレーションCG(5分)YT
とある天体観測結果が、ダークマターを必要としないエントロピック重力理論と
整合したというニュースが話題となっている。
その天体観測とは、銀河の向うに存在するクエーサーからくる光が、直接には、
地球に到達できないが、銀河の重力の影響により屈曲する、重力レンズ効果だ。
<銀河や重い星の後ろの星の光は、重力レンズで屈曲し地球へ届く>
重力レンズ効果は、アインシュタインの一般相対性理論から予想されるが、それ
だけでは屈曲率が小さく、ダークマターの影響と説明されてきた。
ところが オランダ アムステルダム大学 エリック・ヴァーリンデ教授が提唱する
エントロピック重力理論(ヴァーリンデの重力仮説)で十分説明できるという。
<Prof. Erik Verlinde エリック・ヴァーリンデ教授>
同じくオランダ研究チームが、3万個以上の銀河の重力影響をアインシュタイン
理論とエントロピック重力理論での推定値と比較、共に正確に予想できたという。
即ち、アインシュタインを超えた 新しい重力仮説に繋がる可能性が出てきた訳だ。
この理論、簡単に理解しておこう。
これまで重力は、物理学の4つ力(重力、電磁気力、弱い力、強い力)の一つと考え
られているが、そうではなく、創発的 或いは 2次的な力と考えると言う。
それは、誤解を恐れず簡単な表現をすれば、熱が物質の運動により発生する現象
であるように、重力も他の基礎的な物質の活動により発生する現象、と言う。
果たして、エントロピック重力理論から、重力制御する理論は導けるだろうか。
実はEMドライブを後押しするウンルー効果とも関係する。見守っていきたい。
related blog link
動画:エリック・ヴァーリンデ教授インタヴュー(3分半)YT
動画:エリック・ヴァーリンデ教授インタヴュー(2011年 8分半)YT
動画:エリック・ヴァーリンデ教授による講演(42分)YT
動画:オランダ ライデン大学:重力レンズによる検証解説(2分)YT
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