ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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宇宙観測は、時として 思いがけない発想をもたらす。映画コンタクトでは、電波
望遠鏡が宇宙人のシグナルを捉えた内容だった。
宇宙人は存在するか。まだ謎のままのテーマだが、最近の観測では、エイリアン
の存在を前提とした、或いは存在するとしか思えない観測結果が報告されている。
白鳥座の方向にある1500光年という遠い宇宙にある KIC 8462852 の観測で、
その光点滅の異常さから、巨大構造物が遮っているのではないか、というのだ。
<光度分析 横軸 1400日を過ぎた部分に一部で急減>
<KIC 8462852 を取り囲む巨大構造物 ダイソン球>
更に、1000分の1秒という短時間に発生する、高速電波バーストという現象は、
エイリアン建造の恒星間宇宙船が生じさせたとする論文まで登場した。
<2001年の高速電波バーストの観測事例>
<恒星間宇宙船のイメージ図>
論文の著者 ハーバード大 Avi Loeb 教授 は
we haven't identified a possible natural source with any confidence.
An artificial origin is worth contemplating and checking.
どのような自然現象によって生じたかについて確信を得られていない
人為的に引き起こされたと考えることは十分に価値のあるものだ
と自説の正当性をコメントしている。
< Avi Loeb 教授>
広く深淵な宇宙には、もっと不思議な現象はあるだろう。宇宙観測の技術進歩は、
もっと異常な現象を見つけていくに違いない。即ち、エイリアンは存在するのだ。
<英テレグラフ報道>
<高速電波バースト解説>
<ミチオカク KIC 8462852 を語る>
ダイソン球について wiki
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太陽が天宮を通る道、黄道上には、占星術で有名な星座が並んでいる。その中の
一つ、みずがめ座方向にある星に大発見が報じられた。
それは、地球から39光年に位置する赤色矮星トラピスト1。木星程の大きさで、
質量は木星の80倍、スペクトル分類でM8 2500K度という低温の星だ。
<みずがめ座 AQUARIUS にある 恒星トラピスト1の位置>
そのトラピスト1に、なんと地球サイズ惑星が7個。地球と同じ岩石星と見られ、
その内3個には、水も存在できるハビタブルゾーンにあるという発見だ。
<トラピスト1と7惑星イメージ図>
この3個、名前はトラピスト1 e、f、g だ。生命の存在可能性も高いとされ、
1f は注目の惑星となっている。
観測に使われたのは、2003年に打ち上げられた、スピッツァー宇宙望遠鏡。
2018年に打ち上げ予定のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に期待が掛かる。
<スピッツァー宇宙望遠鏡>
生命存在の可能性は、宇宙人が存在するまでに話が広がり、知的生命体の議論も
盛んな様だ。これからも発見されるハビタブルな惑星に、大いなる期待をしたい。
動画:ANN ニュース報道(1分強)YT
動画:CBS ニュース報道 ミチオ・カク博士出演(3分弱)YT
動画:NASA プロモーションCG(2分弱)YT
動画:NASA 発表記者会見(38分)YT
動画:スピッツァー宇宙望遠鏡の10年(2分半)YT
これまで、天体観測では恒星を対象とするだけだった。恒星を周回する惑星は、
反射光のため、光が弱く 地球からは見えなかったからだ。
しかし、観測機器精度があがり、微弱と言えども、その結果を重ねて見えてくる
モノもあろうというもの、正にそんな研究成果が発表された。
それは、ペガスス座方向にある HR 8799 という、129光年離れた恒星を廻る
惑星だ。まだ、3000万年程度の若い星だが、太陽の5倍明るさが幸いした。
<恒星 HR 8799 の廻りに4つの惑星が認められる>
<ペガスス座(ペガサス座とも言う)秋の四辺形はぺガススの胴体部>
発表されたのは、7年分のデータによる惑星の動く様だ。天体観測で動きを伴う
モノは非常に珍しい。位置関係も幸いし、確かな宇宙の営みが感じられる。
<7年の集大成の一部>
ここに写る4つの惑星は、いずれも木星より大きい巨大ガス惑星で、40年から
400年かけて1周するというゆっくりした運動だ。
この映像は意外にも、ハワイ島ケック望遠鏡の観測による。地球からの条件を、
遥かに凌ぐ宇宙天文台の可能性は非常に大きい。今後多くの発見を期待したい。
動画:発表動画(3秒)YT
動画:Cosmos News 報道(2分強)YT
動画:ハワイ島 ケック天文台紹介(1分半)YT
動画:発見されている系外惑星について(3分半)YT
ホログラム、ってご存知でしょうか。ホログラフィー技術を用いて3Dデータを
2Dデータとして変換された媒体、一般にはホログラムシートの事だ。
<スマホの2Dホログラムを立体化する装置>
実は、宇宙は、このホログラムのようなモノという仮説が、随分と以前より議論
されている。これは、下図の様に2D宇宙が大きくなっていくようなイメージだ。
<ホログラフィック宇宙論のイメージ図>
この仮説を裏付ける証拠を見つけたという研究者が現れた。サウサンプトン大学
スケンデリス(Kostas Skenderis)教授は、
今居る3D世界の 見るもの、感じるもの、聞こえるもの すべてが、
平らな2D平面からの投影だと考えてみて下さい。
という。実際のホログラフィック映像は、3Dではあるものの、手では触れる事
ができないが、この理論では、触れる事ができるリアルなモノ、という訳だ。
研究チームのホログラム宇宙モデルは、量子重力論をベースに構成されており、
130億年前のビックバンまで検証したところ、宇宙の観測値に合ったという。
最近の観測技術の進歩により、ビッグバンの名残であるホワイトノイズに隠され、
これまで分からなかった膨大なデータを検出できるようになった事が勝因だ。
この宇宙モデルを認めると、重力論と量子論の橋渡しに繋がり、新しい宇宙像が
展開される可能性もあるという。宇宙の世界は、いつまでもダイナミックだ。
発表論文(PHYSICAL REVIEW LETTERS)link
動画:ホログラフィックディスプレーHOLHO(3分強)YT
動画:ホログラフィック宇宙論(2分弱)YT
動画:Fermilab 量子重力理論について(9分強)YT
動画:東大 重力波でみる宇宙誕生38万年以前の姿(6分弱)YT
2010年5月 金星に向かって打上げられた 探査機あかつき。予定した金星の
軌道投入に失敗、15年12月に再投入が成功し、1年余りが経過した。
<金星を周回する あかつき イメージ>
観測カメラも調子悪く、撮影に入れたのは3月からであったが、その観測成果の
一つが、いよいよ発表に到った。
その映像には、南北に渡り 弓なりとなった縞状の雲の列が浮かび上がっていた。
これまでの惑星探査では、見られない珍しい現象として注目されていた。
<南北1万Kmにも及ぶ大気表面の文様>
調査では、流体力学における 重力波 が発生している、という事になるそうだ。
同じ重力波でも、天文学のモノではない。言わば、大気の表面波だ。
地形を確認すると、縞状の雲の下には、標高5000mのアフロディーテ大陸が
位置していた。それが、大気に渦を発生させ、上層部まで到達したのだ。
<重力波 大気の表面波が発生するメカニズム>
<地球でも起こる:アパラチア山脈の例>
但し、不思議な事に、大気上部で時速360km/sという高速度で吹き荒れる
金星特有のスーパーローテーションには影響されず 縞状の雲は、定在している。
<スーパーローテーションのイメージ>
このスーパーローテーションも、発生メカニズムは謎とされていたが、日本人の
研究者がシミュレーションの結果、熱潮汐波が本命として論文発表されている。
<スーパーローテーション発生のメカニズム(3案)>
<提唱者:京都産業大学 髙木 征弘 准教授>
このような惑星気象の研究は、地球の気象学への強化・補強に繋がるという事だ。
まだまだ始まったばかりの惑星探査、今後の発見が楽しみだ。
当該(理論応用力学 2007)論文 pdf
動画:Cosmos News報道(2分弱) YT
動画:あかつき撮影映像 波長2μm(2分)YT
動画:ANN報道 あかつき再投入成功(30秒)YT
動画:あかつき 再投入ドキュメント(5分弱)YT
動画:特番 地獄の星・金星(46分強)YT
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