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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.11.04 VOL.3-22*


  最近の宇宙開発は、火星探査や居住に注目が集まっているが、もっと身近な場所、
  地球軌道上に街を創ろう、という構想には興味はないだろうか。

  その可能性をNASA研究者へインタビューした内容がニュースとなって流れた。
  ロンドン-ニューヨーク間を移動する感覚で、軌道上の宇宙街区へ行けるという。

  実現できるか否かは、資金次第とするが、技術的には十分に実現可能と指摘する。
  軌道上なら、建造物資の輸送も問題なく、宇宙放射線もバンアレン帯で遮られる


<バンアレン帯>


  では、どんな街になるのだろう。長期滞在を想定すれば、無重力地帯で、重力に
  変わる力がなくては、人間は体力面で退化する。よって、遠心力がカギとなる。

  ご年配なら目に浮かぶ、宇宙映画の名作、2001年宇宙の旅。そこに登場する
  宇宙船ステーションは正しくこのコンセプト。直径300mのリングが回転する。


<2001年宇宙の旅>


  回転する構造体に住まう事を考えると、やはり大型な構造物となる。そうすれば、
  居住区以外に、畑作地などを設け、農作物も育てられ、酸素の補給にも繋がらる

  また外面に太陽光パネルを設置すれば、エネルギー補給もでき余計なエネルギー
  発生装置は必要ない。因みに、居住者数では1万人規模だという。

  実際には、まず数十年後に、小さな宇宙ホテルを実現させ数日程度の宇宙滞在が
  可能となる。無重力が故、身体が衰えたシニア層には魅力的かもしれない。


<宇宙ホテルを想定した実験機:Bigelow Aerospace 社>


  やはり、宇宙旅行を経て宇宙居住へ向かうべきだろう。そして、一旦、この様な
  技術を手にすれば、更なる深宇宙へ、探検は止められないと締め括る。


  最初に前置きされているように、最大の課題は資金である。それは、意味のない
  戦争・内戦を止める事で賄えるハズともコメント。そう、人類の偉大な挑戦だ。


  日本語情報 rocketnews24 英語情報 dailymail

  NASA科学者 Al Globus 氏 HP
  同 宇宙街区への放射線の影響について pdf

  2001年宇宙の旅について wiki
  スペースコロニー イメージ図 HP


  動画:1970年代のアイデア(2分弱)YT

  動画:ロシア企業 宇宙ホテル構想(1分強)YT

  動画:アメリカ企業 宇宙ホテル ニュース報道(約5分半)YT

  動画:2001年宇宙の旅 宇宙ステーションCG(5分弱)YT

  動画:2001年宇宙の旅 船内生活(2分強)YT
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*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.10.21 VOL.3-21*

  火星までの宇宙旅行、一体どの位の時間が掛かるのだろうか。有名な火星探査機
  バイキング1335日、最近のキュリオシティでは253日掛かっている。

  当たり前の話だが、到着までに必要な時間は、航行速度によって大きく変わる。
  それは、全体重量と推進エネルギーにも大きく影響される。

  現在計画中の、着陸をしないで往復だけという有人探査計画では、往に228日
  復に273日 往復で501日という。これは富豪によるプライベートなモノだ。


<地球から火星への軌道:ホーマン軌道

<富豪チトー氏による火星ミッション計画>
  大きな話題となっている片道切符での火星探査計画では、到着まで180日前後
  の日数が予定されている。

  この間、人間の生命活動は、結構な物資・エネルギーを消費する。ある試算では、
  水や空気も入れて、一人あたり400トンもの物資が必要だという。

  そこで出てきた案が、人工冬眠だ。火星までの旅程、静かに眠って行こうという
  ものだ。これで宇宙船の大きさを1/5に、生命維持物資が1/2になる計算だ。


<人工冬眠室のある宇宙船イメージ>

  現在も近いケースとして、低温療法として知られる医療行為がある。特に、脳の
  損傷を受けた際、進行抑制のため体温を32度から34度に下げて治療を進める。

  宇宙航行では、低温療法に用いられる、外から急に体温を下げるような事はせず、
  呼吸する空気の温度を低くして、徐々に体温を下げる方法が考案されている。

  もっと進んだ研究では、冷却した生理食塩水で血液を置き換え、体温を低下させ、
  仮死状態にしようとするものもある。SF映画の世界のようだが、近い将来だ。


  目覚めた世界には、深黒の宇宙に浮かぶ赤い星、火星が飛び込んでくる。生物が
  宇宙を飛び回るためには、やはり宇宙航行技術の画期的な革命が必要なようだ。


  日本語情報 rocketnews24, yukawanetcnn
  英語情報 foxnews, popscicsmonitor

  NASAの有人火星探査計画(SLS/Orion)HP
  スペースワーク社 冬眠プログラムプレゼンテーション pdf
  専門書:Fundamentals of Space Medicine link


  動画:FOXNEWS報道(約2分半)link (埋め込みできず)

  動画:スキモノNEWS(1分強)YT


  動画:映画 エイリアンでの宇宙航行(約9分)YT


  動画:ISSでの睡眠(約3分)YT


  動画:火星探査 TROY計画(約7分半)YT


  動画:火星探査 MARS ONE計画(約4分)YT
***

  世界初のスペースポートは、既に米国ニューメキシコ州に存在する。その名も
  スペースポート・アメリカ。近々始まる宇宙旅行機の離陸に備えている



  新たな開発予定もある。テキサス州近郊やNASAケネディ宇宙センターでも、
  民間向け宇宙旅行機を受け入れるべく、改造計画が進んでいる。

  宇宙旅行に向けた複数の宇宙往還機の開発が進む中、英国も計画を発表している。
  英国では、独自技術往還機開発が進行中、その母港にもし18年開港予定だ




  スウェーデンでも計画がある。世界に広がる宇宙ビジネス、日本ではどうなるか。
  新たな動きに期待したい。


<米国 スペースポート・アメリカ ツアー>YT


<英国 宇宙港計画発表 イメージCG>YT


<英国 宇宙港計画発表>YT


<スウェーデン 宇宙港計画>YT


<??宇宙港??>YT

  スペースポート・アメリカHP 
  original ENG theguardian original JPN sankei, responsenge
***

  火星探査衛星の投入成功米国ロシア欧州に続く4番目の国、それはインド
  だった。日本は03年に投入断念、中国は11年に地球軌道離脱に失敗している。

  その名も「マンガルヤーン」。マンガルとはサンスクリット語で火星ヤーン
  乗り物を意味する。即ち「火星に向かう乗り物」という意味だ。


<マンガルヤーン:打ち上げロケット搭載準備中>
  探査機に搭載された機器は5種。その中に、メタン検出センサーがある。専門家
  によると、これが大きな目玉になるという。

<マンガルヤーンの機器配置>

  これまでの探査調査では、火星にメタンを発見したケースと、発見できなかった
  というケースがあり、その決着が付くのではないか、と期待されているようだ。


<想定されるメタン分布>

  メタンは、水と岩との化学反応により生成される可能性が想定されている一方、
  微生物、即ち生命による生成に期待が寄せられている。メタン=生命体なのだ。

  またインドは、このプロジェクトでディープスペースへの足掛かりを得た。通信
  に時間が掛かる世界に通用する、通信に頼らない自律技術を得た事になる。

  自律技術が手の内に入れば、近くの月や小惑星などの探査もハードルが低くなる
  という訳だ。即ち、宇宙大国の仲間入りだ。

  しかも、今回のプロジェクトは80億円程度で実行できたと公表しており、ほぼ
  同時に火星に入った米国の探査機メイブン1割程度という低コストだ。

  360kmと8万kmという極端な楕円軌道で周回が、燃料が少なくて済むとの
  専門家談があり、低コストに一役買っているようだ。


<火星での軌道>
  最近は、小惑星探査で一日の長を得た日本であるが、インドの低コスト宇宙開発
  を見習って、もっとチャレンジャブルな目標を立てて遂行してもらいたいものだ。


  英語情報 newsweekscientificamerican 日本語情報 cnn

  マンガルヤーンHP マンガルヤーンについて moonstation1, moonstation2wiki
  火星探査機について wiki


  動画:ニュース報道(2分強)YT
  動画:衛星からの火星映像ファーストショット(1分強)YT
  動画:インド宇宙開発の歴史(9分)YT
  動画:インドの重量級ロケット(2分強)YT
***
  火星に生命はいるのか。火星に向かう探査衛星の最大のミッションだ。これまで
  の探査衛星は、表面を調べるだけが精一杯だった。

  火星の大気温度は、最高でも日中-20℃前後、最低では夜間-120℃という
  マイナスの世界だ。大気が地球の1%未満と大変薄いため、保温力がないためだ。

  これでは生命の期待も薄れてくる。そこで地中だったら、という発想が出てきた。
  深い地中ほど、温度が高く快適さが増し、水も液体状態だからだ。

  それでは削岩機でも送り込もう、となると壮大な計画となるが、まずは地中深く
  突き刺さる、先端の鋭い 細いロケットを開発しようとアイデアが出てきた。

  このペネトレーターと呼ばれる探査装置は、深さ地中1mまで到達が期待される。
  その突入速度、毎秒300mから400m、マッハ0.9から1.2の高速だ。

  実はこれ、宇宙開発の歴史と言っても良いほど古くから研究されている。太陽系
  惑星の探査には、必須の技術として捉えられているようだ。

  特徴的なのは、これまでのようなNASAによる開発ではなく、民間のNPOが
  旗振りをして、夢に向かってクラウドファンドで資金集めをやっている事だろう。


  あなたも火星の生命体発見に、一役買っては如何だろうか。クラウドファンドの
  現状目標額は2500万円だが、まだ160万円しか集まっていない。


  英語情報 spaceindiegogo

  開発会社(Explore Mars 社)HP
  開発会社(Aerojet Rocketdyne 社)HP

<火星にプローブを打ち込む>
<約1mの深さに到達>
<80年代に検討されたペネトレーター>

  動画:プロモーション(6分弱)YT
   
  動画:射込みシミュレーションCG(70度角 5秒)YT
   
  動画:木星の月 エウロパ向けペネトレーターCG(2分弱)YT
   
  動画:実射試験映像(21秒)YT
   
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