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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  2013.03.12. VOL.2-06
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  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
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 ◆宇宙情報

  宇宙のゴミ、使用済み人工衛星再生へ!! 正に復活、フェニックス計画!!

 ◆先端研究

  核融合発電を家庭で?! そんな事が本当に可能なのか!!

 ◆最新技術

  キャリーバックならぬ、キャリーバイク!! EVバイクの本命はコレ?!


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 ▼宇宙のゴミ、使用済み人工衛星再生へ!! 正に復活、フェニックス計画!!


  昨年6月コンセプトのみで、その後の進展を楽しみとしていたが、この度、より
  リアルな内容が発表された。(先報:VOL.1-13 '12.7.10

  スプートニクスから55年。これまでに、打ち上げられた人工衛星は09年時点
  で6000個以上
に及び、周回中のモノでは3000個だそうだ。

  使い古しの人工衛星は、自然と高度を落とし、大気圏で燃え尽きるのが普通だが
  それを復活、再利用というのが、このフェニックス計画だ。

  2015年、利用されていない人工衛星の部品を取りに行き、宇宙区間で再構成
  し、新たな通信衛星としての利用
に挑む。

  具体的には、アンテナや太陽光発電パネルなど。衛星の活用期間が過ぎると寿命
  を残しつつ、宇宙空間へ放置されている有効部品を集めてこうようという。

  PODS(payload orbital delivery system)と名付けられ、ロボット技術を
  コアにおく。宇宙を自由に巡る部品回収・再構成のシステムだ。

  今回主な対象は、活動が停止している通信静止衛星。地球からの指令で、一連の
  作業をリモートで操作する。なかなかイメージし難いが、動画を見れば一目だ。


  開発を進めるのは、米国軍需技術開発の最高峰、DARPA。部品の再利用で、
  大幅なコスト削減を狙う。当面の狙いは、戦闘機などの通信利用となるようだ。

  民間の宇宙開発が勢いを増す状況だが、新技術は軍需技術の開発から始まる構図
  に変化はない。宇宙の商用利用が進み、民間から新技術が出る時代を望みたい。


  日本語ニュース wired.jp
  英語ニュース wired.com, cbsnews.com, aviationweek.com

  開発機関(DARPA) HP



  動画:実作業のイメージCG(8分。見応えあり) youtube link


  動画:構成される要素技術のCG(約2分半) youtube link


  動画:昨年発表のイメージCG(約1分) youtube link



 ▼核融合発電を家庭で?! そんな事が本当に可能なのか!!

  
  未来のエネルギーと期待される技術、それは核分裂ではなく、核融合と呼ばれる
  技術
だ。永年、先進諸国で開発が進むが、簡単にできそうもないのが、現状だ。

  それを意とも簡単に実現し、しかも家庭に置けるという、そんな開発が行われて
  いる。発想は60年代だが、ここで紹介する技術は80年代から研究が始まる。

  その名を Polywell という。Poly=多角形 を意味し、well=
  Potential well、量子学でいう 井戸型ポテンシャルを意味する。

  その構造は、正6面体の各面にドーナツ状コイルを配置した形となる。ドーナツ
  コイルは2テラの磁場を発生し、そこに 陽子ビームと電子ビームが撃ち込まれる。

  この陽子ビームの陽子が、正6面体の中央部で衝突、融合する。つまり核融合の
  発生である。陽子プラズマが形成され、電子はポテンシャルを形成し、維持する。

  現在の原発のように、エネルギーを産み出すためには、コイルの半径は1.5m
  が必要
という。それ以下では、磁場発生に必要なエネルギー量の方が大きい。

  では、その時のエネルギーは。計算上では、 約100メガワット。原発1基分の
  発電
ができるという。家庭には置けるが、1軒で使いきれる量ではないようだ。


  研究を続ける事、4年で完成させたという。費用は400万円、部品はネット
  で調達、一人で しかも自宅で開発
をしたというから驚きは尽きない・・
  


  日本語ニュース narinari.com(10年6月)
  英語ニュース extremetech.com, wired.co.uk 1, wired.co.uk 2, bbc.co.uk(10年6月)

  技術のコア、ポリウィルについて wikipedia.org, alternative-energy・・・.com, polywellnuclear・・・
  オリジナル技術:フィロ・ファーンズワース フューザーについて wikipedia.org
  井戸型ポテンシャルについて wikipedia.org



  動画:第1回テスト(約2分半 08年映像)


  動画:技術解説(約15分)


  動画:2012年のワイヤード講演会より



 ▼キャリーバックならぬ、キャリーバイク!! EVバイクの本命はコレ?!


  なんともノドカナ印象のこのバイク。ハンガリーで開発されたEVのバイクだが、
  どことなく前時代的なイメージだ。

  5年の歳月を有したという。開発者はNPO、と聞くと、なんとなく分かる気も
  する。ようやく試作が完成し、ビジネスパートナーを探しているところだ。

  カーボンコンポジットのボディーは、ゆるキャラ的なフォルムを有するが、現在、
  重量は25kg、ゴロゴロキャリーするには少々重たいような気もする。

  速度は時速45km、一回の充電距離は35km。二つ折り状態のバイクを組み
  立てるのには、2分という。まあ、使えるバイクだ。

  ネット動画を見る限り、組み立て時間はもう少し時間が掛かり、面倒な印象だが
  いるが、試作と言う事で、愛嬌としておこう。


  上手くいけば、年1万5千台を製造する。 1台30万円程度を想定しているよう
  だが、沢山の理解者が出てくる事を願いたい。

   
  日本語ニュース eco-front.com, gizmodo.jp
  英語ニュース gizmag.com

  開発NPO(ANTRO)HP




  動画:ニュース報道の一コマ(約4分)




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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  彗星に注目が集まる中、今まさに見える彗星がある!
  命名パンスターズ彗星、これから4月に極大になる!
  2011年に発見、日没後30分くらいに西側の空!  注目!!

< 最近の撮影映像(ニュージーランド 3月2日)>



  観測ガイドHP


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  2013.02.26. VOL.2-05
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 ◆宇宙情報

  次なるロケット技術は原子力?! 開発進むロシアの実態は?!

 ◆先端研究

  世界が大注目?! 風力エネルギーを圧縮空気で貯蔵する大プロジェクト!!

 ◆最新技術

  空中から電力を調達?! ドイツで新手のフリーエネルギー技術、現る?!


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 ▼次なるロケット技術は原子力?! 開発進むロシアの実態は?!


  原子力ロケット開発の歴史は、結構古い。1950年代より米国・ソ連の開発
  競争が繰り広げられている。既にロシアが32機、米国も2機を飛ばしている。

  この時代の原子力ロケットは、核反応で高熱の水素を発生させ、推進剤として
  使っていた。熱核ロケット
と呼ばれるものだ。

  放射能汚染の問題から、あるところで開発は進まなかった。1980年代には、
  原子力ロケットの利用は、当然だが禁止される。

  その中で、ロシアが一歩先んじる発表があった。原子力を使った最新型の推進
  装置プロトタイプ、メガワットクラスを2017年に完成
させるという。
  
  この推進装置はこれまでの技術とは異なり、直接的な推力は発生せず、代わり
  に電力を産み出す
。この電力は、推進装置のプラズマロケットを働かせる。

  核反応熱で高圧ガスを産み出し、タービンを回転させ発電する。勿論、放射物質
  が外へ出ない様に、閉鎖回路で構成される。

  このプラズマロケットは、化学式ロケットの20倍以上もの推力が発生できる
  という。技術が完成すれば、より大きな、重いロケットも飛ばせるようになる。

  この技術で、火星への有人旅行も可能になる。ロシアの当面の目標は、火星と
  いう。全体開発は、スプートニクスを産み出したエネルギア社が進めている。


  勿論、ロシアだけでなく、NASAも開発を進めている。木星、土星、果ては
  冥王星を超えて、太陽系外へ飛び出す
事を目指すという。


  日本語ニュース roshianow.jp, kosmograd.jp
  英語ニュース dailymail.co.uk, indrus.in, world-nuclear-news.org, infowars.com

  開発する研究所(ケルディシュ研究センター)HP
  開発企業(エネルギア社)HP

  日本の原子力ロケット研究論文 link
  原子力ロケットについて wiki

  熱核ロケットの原理イメージ

  ロシアの新原子力ロケットイメージ(但し、左下の絵は熱核ロケット)


  動画:ロシアの原子力ロケット開発のニュース('10年ころ)
     (4分半)
 you tube
     (約6分強 映像は熱核ロケットの模様)
youtube
     (約8分 ロシア語 熱核ロケットの模様)
youtube

  動画:米国 Project NERVA*記録映像 *;Nuclear Engine for Rocket Vehicle Application
youtube

  動画:米国 Project Orion(to Saturn '02年ころ)
youtube

  動画:原子力航空機の開発記録(10分:1950年代)
youtube


 ▼世界が大注目?! 風力エネルギーを圧縮空気で貯蔵する大プロジェクト!!


  温故知新、正にそういう言葉がピッタリな技術開発がスタートした。エネルギー
  を巨大タンクに圧縮空気で貯蔵しようというものだ。

  記事によれば、19世紀後半には、欧米や南米の大都市で同様の施設が建造され、
  米国アラバマ州には、1991年から今なお利用されている施設も存在する。

  では、今回のプロジェクトは何が違うのか。カギは、エネルギー変換の際にロス
  する効率を大幅に減らす方法を考え出したというのだ。

  従来の空気圧縮タンクでは、発電エネルギーの50%程度がロスするという。
  圧縮の際に上昇する空気温度が、貯蔵時に保存されないなど、問題は大きい。

  では、どのようにしてこの熱を保存するのか。タンク内に水をスプレー状にして
  高密度に噴霧
するという。この水が熱エネルギーを効率よく保存するのだ。

  これにより、エネルギーロスは30%程度まで減らせる。プロトタイプでは、温度
  上昇は10数℃だったようだ。従来法の数千度から大きく改善する。


  実はこのプロジェクト、天才女性科学者が発案し、多くのエンジェルから投資を
  得た事で、少々センセーショナルに扱われている。

  最初は、自動車用に考え出したようだが、賛同を得られず、本丸の電力網へ挑戦
  となった。米国のベンチャー精神は、このように培われ発展していくようだ。


  日本語ニュース nandemo-america.com, wired.jp-1, -2, -3
  英語ニュース greentechmedia.com

  開発企業(LightSail社)HP
  米国アラバマ州のエネルギー企業(Power South社)HP

プロトタイプのスケッチ

圧縮タンク装置のイメージ


発案者(Danielle Fong)インタビュービデオ(約5分半)
youtube


同社プレゼンテーション
you tube

Power South社PRビデオ
youtube

空気レーシングカー(豊田自動織機)


1万ドルの空気自動車(タタ)


電気-エアーHV車(プジョー)


 ▼空中から電力を調達?! ドイツで新手のフリーエネルギー技術、現る?!


  フリーエネルギーというと、この時代、あまり良い言葉ではないかもしれない。
  が、そうとも見える技術が、ドイツの大学生が開発した。

  電気が流れている機器、装置の近くに、この装置を持っていくと、充電が始まる。
  つまり、電気回路から漏れる電磁場のハーベストエネルギーを回収するのである。

  環境発電とも呼ばれる、この技術、産業用の商品は多く出ているようだ。ビルの
  センサーへ供給される電力を、この装置で賄う事で、電力線を省くこともできる。

  電線は勿論、携帯電話やコーヒーメーカー、電車ドアスイッチ、蛍光灯、更には
  静電気にも反応する。実に、世の中は電磁波に埋もれていると実感する。

  今回の装置は、単三電池を充電できる。非常に身近な装置だ。一般向けの製品は
  初めてではないだろうか。

  考えたのは、技術系ではなくアート系の学生だ。大学のデザインアワードで2位
  を受賞した。デジタル部門だから、まあ納得だが、技術系でないところが面白い。


  こういう技術が強力になったら、一軒家が賄える電気を収集できるようになる日
  も来るかもしれない。果たして、それはフリーエネルギーだろうか。
 

  英語ニュース phys.org, extremetech.com, energyharvestingjournal.com

  開発者(Dennis Siegel)HP
  デザインアワード(the HfK Bremen Hochschulpreis 2013)の受賞作HP

  デバイスイメージ


  動画:プロモーションビデオ
vimeo link

  動画:環境発電の解説(ALTIMA社プレゼン)
youtube


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<後記>
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  果たして、これは何だ・・ 
  宇宙に漂う惑星の実像・・
  カッシーニの映像から・・




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 ◆宇宙情報

  小惑星をキャッチ?! 資源開発は、ロボット衛星が飛び交う宇宙空間へ!!

 ◆先端研究

  あらゆる人造臓器を埋め込み、動きはロボット?! 人造人間現る?!

 ◆最新技術

  海洋資源の保全にセーフティネット!! 小魚は、穴からリリース?!


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 ▼小惑星をキャッチ?! 資源開発は、ロボット衛星が飛び交う宇宙空間へ!!


  地球資源枯渇が心配される時代となってきた。時代に呼応するように、新しい
  技術開発が進められる。宇宙に飛び交う小惑星を資源化しようというものだ。

  勿論、米国の宇宙ベンチャーだ。自らをドリーマーと名乗り、最終的には宇宙
  旅行や移住を目指す Deep Space Industries だ。設立は今年と、まだ若い。

  衛星には大きなロボットアームが装備され、小惑星を掴み取る。最初は小さい
  モノから始め、最終的には数百メートルの小惑星をも掴もうというのだ。

  しかも、低コストで衛星を打ち上げるため、最近大学や中小ベンチャーが開発
  を競う、キューブ衛星を利用していく計画だ。昨年ISSからも打ち出された。

  まずは数機の衛星群を打ち上げ、資源価値のある小惑星を探査する。それら
  データを元に、次には採掘のため、より大きな衛星 DragonFly を打ち上げる。

  DragonFly は、小惑星からサンプルを地球へ持ち帰える能力を有する。最大
  70kgのカケラ
を軌道上まで移動する。その往復時間は、最低2年を見込む。

  現時点で9000個もの小惑星が発見され、いまだ毎年900個の小惑星発見
  があるという。そして小惑星の多くは、プラチナを始め金属を豊富に含む。

  この計画の最終ゴールは、この金属を宇宙空間で抽出し、3Dプリンターで
  部品化、太陽光発電ステーション等を、宇宙で組み立てる
事。

  基礎技術は既にあり、それらを如何に安く宇宙で実現していくかという低コスト
  化の宇宙開発、まさに宇宙の商業化とでもいう、研究ではないビジネスの世界だ。

  同社の試算では、小惑星の物質1トンは、地球の軌道上で100万ドル、1億円
  近くの価値
を見ている。1ドル/g、果たして採算は取れるのか・・


  実はNASAでも同様のプロジェクトを検討中という。こちらは、地球ではなく
  月の軌道までだ。未来の月移住へ向けての布石、実施は'20年頃という。・・


  日本語ニュース wired.jp, karapaia.livedoor.biz
  NASAの小惑星、月軌道計画 news link

  英語ニュース telegraph.co.uk 1, telegraph.co.uk 2

  開発会社(Deep Space Industries)HP

  衛星の小惑星捕捉イメージ図



  動画:衛星のイメージ映像(約30秒) youtube link


  動画:同社プロモーション(約5分)   youtube link



 ▼あらゆる人造臓器を埋め込み、動きはロボット?! 人造人間現る?!

  
  バイオニックスーパーヒーローと名乗る「スティーブ・オースティン」なる人造
  人間が登場した。人造臓器とロボットパーツの複合体だ。

  身長2mのその体には、人工心臓・循環系、人工膵臓、人工肝臓、人工脾臓、
  人工気管
のほか、かのホーキング博士も利用している音声装置も備えている。

  ロボットそのものだとも言える、動きを司る、義腕、義足。義腕の自由度は26
  と、生身の体、27にもう一歩という完成度の高いものだ。

  足の部分は、少し複雑だ。義足の足に、歩行を補助するアシストロボットが装着
  されている。義足には動力源がないので、自発的には動かない。

  この人造人間、実はテレビ番組の企画から生まれたもので、TV出演後は、英国
  ロンドンの博物館で3月まで展示されている。

  フランケンシュタインに始まる人造人間は、SF映画で幾度も活躍をしてきたが、
  ここにきて、映画から飛び出しリアルになろうとしている。

  開発者は「生物的進化の限界を超える最初の可能性を見ているのかもしれない。
  バイオニック技術は、使い方によっては諸刃の剣になるだろう」
と述べている。

  つまり、肉体パーツは取り替えて、生命が生き延びれる、という事なのだろう。
  と言っても、まだ頭蓋骨の中までは至っていないが・・
  

  個別の費用では、膝が580万円、手が440万円、心臓が1100万円など
  総額は600万ドル、5億4千万円。果たして、高いか 安いか・・  


  日本語ニュース karapaia.livedoor.biz
     
  英語ニュース channel4.com, dailymail.co.uk

  ロンドン科学博物館の展示告知HP
  



  動画:ニュース映像(約7分)video link
  


  動画:手部 touch bionic 社プロモーション(約1分半) youtube link
  


  動画:足部 REX社プロモーション(約1分半) youtube link
  



 ▼海洋資源の保全にセーフティネット!! 小魚は、穴からリリース?!

  
  トローリング漁業において、未成熟の小魚をリリースする事は大変困難だった。
  その解決にデザイン学生が挑戦、かのダイソン卿のデザイン賞を獲得した。

  そもそも、何故魚網から小魚が出られないか。それを考える事に、受賞作の意義
  がある。格子状の網も、引っ張られると、ひし形へと形を変え、隙間がなくなる。

  ではどうすれば、簡単である。引っ張られても変形しない様に、小さなリングを
  埋め込んでおく
のだ。そうすれば、その穴から逃げることができる。

  それだけでは終わらない。このリングにも一工夫。分かり易くするために、灯り
  をともすLED
が付いている。これで、逃げられる場所に誘導もできる。

  しかも、この電源を廻りの海水の流れから得ようという、水流タービンを内蔵
  したモデル
も提案している。これぞ機能デザインとでも言おうか。

  まだある。この魚網は、アンカー部だけは海底を引きずるが、魚網自身は、海底
  から1mほど上を移動
するように設計されている。なんと考えられているか。

  また、対象とする魚の特性を熟知された設計で、魚網入口には上下に仕切るセパ
  レート部により、上と下で魚種も分けられる
と言う。

  更に副次効果もある。穴を設けた事で、水流抵抗が少なくなり、燃料節約にも
  繋がる。一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もある、実に良く考えたデザインだ。


  統計によると、年間2700万トンもの小魚や、漁猟対象としていない紛れ込み
  の魚が投げ捨てられているという。少しでも早く実用化される日を待ちたい。


  英語ニュース news.cnet.com

  ダイソンアワードHP, 受賞作のHP

  リング部拡大
  


  ターゲットとなるタラ
  


  動画:セーフティネット プロモーション動画(約3分半)youtube link
  


  動画:網から魚を吸い出すジンベイザメ(約1分:太刀打ちできない場合も・・)youtube link
  



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<後記>
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  果たして、これは何だ・・ 
  赤い雲が、夜空に一筋・・
  世界でも初の実験とか・・ news link






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 ◆宇宙情報

  宇宙ステーションに新技術!! 設置後に大きくなる膨張式の変わりモノ?!

 ◆先端研究

  世界最速のクルマに新しい顔?! なんとエンジンは、最新式の蒸気機関?!

 ◆最新技術

  ついに実用化!? 不審者に追いかける4発ヘリロボットの警備システム?!


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 ▼宇宙ステーションに新技術!! 設置後に大きくなる膨張式の変わりモノ?!


  膨張式というとイメージが付き難いかもしれない。気球のように膨れ上がる
  いうと、少しは分かりやすいだろうか。

  地球から発射される時、小さな容積で、宇宙で大きくなる、そういう居住室の
  技術が、いよいよ完成に近づいている。

  2015年にISSにドッキング、2年の実証実験に入る。その名もBigelow
  Expandable Activity Module (BEAM) という。Bigelow は開発企業名だ。

  膨張式の宇宙船技術は、1958年、発足当時のNASAが開発した通信衛星
  エコーに始まる。60年に発射され、国際電話やTV信号の伝送に成功した。

  実は直径30.5mの気球で、金属コートされた薄膜ポリマーでできており、
  発射時は小さく折り畳まれ、宇宙で膨れ上がる。金属コートが電波を反射する。


  同じように、小さく折り畳む事ができる宇宙ステーションができれば、小さな
  ロケットで打ち上げる事ができる。コストや期間が大幅に短縮される。

  今回の実証モデルには、宇宙で膨らむ構造に、ケブラーよりも強度がある繊維、
  ベクトロン
で織られた薄膜が、何層にも積み重ねられた布が採用された。

  しかも非常に軽い。現在のISS構造材の1/4程度という。最終的には長さ
  4m、直径3mの円筒形状
となる。層を重ねる事で、熱の遮蔽も狙っている。

  同社は宇宙ステーションの居室だけでく、月面の基地住居やディープスペース
  用の宇宙船への拡大も見込んでいる。夢は膨らむ。

  
  元々の技術は、NASAから供与されたようだが、同社はこれまでに、試験機
  の開発などで約170億円を費やしているが、今回の委託費は、約15億円。

  果たして、黒字はいつ頃か。
  因みに、同社住所は、Warp Drive and Skywalker Way という・・


  日本語ニュース digibo.technobahn.com

  英語ニュース nasaspaceflight.com, gizmag.com1, gizmag.com2, discovery.com

  開発会社(Bigelow Aerospace)HP

  

  動画:同社ニュース報道(約11分 2本分)
  
  動画:NASAの動画(約1分)
  


 ▼世界最速のクルマに新しい顔?! なんとエンジンは、最新式の蒸気機関?!


  クルマのスピード記録には、4つのカテゴリーがある。国際自動車連盟FIA
  (Federation Internationale de I'Automobile)が作ったものだ。

  電気モーター、蒸気機関、ガソリンエンジン、ジェットエンジンであるが、
  知られているのは、ジェットエンジンだけだろう。

  ジェットエンジンの記録、昨年の記録は、オーバー1kmで707km/h。
  因みに最速記録は、97年に1233.7km/h

  一方、蒸気機関の記録は、238km/h。2009年に達成されたものだ。
  実は、この前の記録は、1906年に米国チームが記録した205km/h。

  開発したのは、1988年設立の英国蒸気自動車クラブだ。103年後、
  +33km/hというのは、どうだろう。これが蒸気の限界か。

  そもそもは、5:1のギア比で、最終的に3000rpmの回転に達し、320
  km/hを記録する計画
だった。つまり、まだまだ記録は伸びるという事だ。

  蒸気機関という訳だから、ボイラーがある。コクピット後部に4本、納められ
  ている。圧力を産み出す水は、ボンベ2本に窒素加圧され、両サイドに納まる。


  ロケットで宇宙に飛び出し、今や宇宙移住も夢ではない時代に、なんと優雅な
  開発だなぁ、と羨ましく思えてならない。しかも、クラブというから驚き!!

  
  日本語ニュース digibo.net1, digibo.net2

  英国蒸気自動車クラブHP

  

  動画:記録当日中心(約3分半)
  
  動画:FIA記録ニュース(5分強)
  
  動画:クラブイベント(約2分半)
  


 ▼ついに実用化!? 不審者に追いかける4発ヘリロボットの警備システム?!


  ラジコン仕掛けの4発ヘリ。ここ最近、ホビー用も登場するほど開発が進んだ。
  いよいよそれが、ロボット化され実用的な目的のために登場した。

  オリジナルの4発ヘリは、ドイツ製。最大離陸重量650g、飛行持続時間
  15分、最大速度50km/h・・
 結構いいスペックだ。

  この4発ヘリに、カメラ、レーザーセンサーなどを搭載し、重量は1.6kg
  となるまで重装備・パワーアップし、不審者・不審車をキャッチする。

  警備範囲内に侵入してきた、認証用ICタグがない移動物を、建物に設置された
  レーザーセンサーが検知し、検知された位置を4発ヘリへ送信する。

  ヘリは離陸、自動航行を開始し不審者・車に接近、映像を撮影、コントロール
  センターへ
送られる。情報は分析され、次の行動コマンドをヘリへ送信する。

  例えば、車両の大きさを把握し、前方もしくは後方へ回り込み、ナンバーを
  含めた映像を撮影できるという。

  現在、機能は、自律飛行、映像記録、夜間撮影、自動追跡、障害物回避と5つ。
  今後、画像認識による個人認証や車両特定、熱感知も検討中という。

  では、どこが開発したか。大手電気メーカーと思いきや、警備保障のセコムだ。
  セキュリティに関する研究組織を有し、独自で開発し、今回の成果となった。

  
  民間防犯用としては、世界初。ありそうでなかった、新しいロボットだ。
  地上を動くロボットと連携して、不審者を追いかける、防犯効果は抜群だ。

  
  日本語ニュース monoist.atmarkit.co.jp1, monoist.atmarkit.co.jp2
  
  ヘリ開発企業(Ascending Technologies 社)HP

  ベースヘリ(AscTec Pelican

  エミレーツ大学での開発事例 link
  
  

  動画:AscTec Pelican の自動制御性能
  
  動画:デモ1-4(各々 約1分)
  
  
  
  


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<後記>
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  小惑星が、月はおろか、衛星よりも地球の近くを通過するという。その名は
  2012DA14、昨年2月に発見された、知られてまだ新しい星だ。

  直径45m、質量13万トン、小さな丘という位だろうか。衝突の恐れはない
  とされるが、静止衛星軌道の約3.6万kmより低い2.6万kmを霞める。

   

  動画:CNN報道ニュース
   

  もしかしたら、衛星がヒットされるかも・・ というが、無事を祈りたい。


  日本語ニュース link 英語ニュース link
   

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 ◆宇宙情報

  できるかUSSエンタープライズ?! オバマ大統領は如何に応える!!

 ◆先端研究

  脳波を読むブレインインターフェイス?! ゲームなら実用レベル?!

 ◆最新技術

  グラビティ・ライト?! なんと簡単でも実用的、発展途上国の星となるか?!


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 ▼できるかUSSエンタープライズ?! オバマ大統領は如何に応える!!


  スタートレックのUSSエンタープライズに必要な技術、どの程度できている
  のだろうか。BTE Dan なる匿名エンジニアの提案が米国を揺るがしている。

  We the PEOPLE * というオバマ大統領へ政策提言するサイトを通じ
  「NASAはエンタープライズのスタディを開始すべき」とい意見が投稿された。
   *;各ページへの繋がり悪し。繰り返しクリックすべし

  曰く「既に、第1世代のエンタープライズ技術には手が届いている」と言う。
  具体的には、1ギガWの推進技術と1Gの人工重力発生技術であるそうだ。

  提案者のHPでは、メインエンジン1基、補助エンジン2基に対し、それぞれ
  1.5GWと0.5GW、合計2.5GWの核反応炉
が配置されている。

  最終的には、イオンエンジンを通して推進力となるが、非常時には、燃料電池
  を搭載するというバックアップまで考えている。

  1Gの人工重力発生装置は、グラビティ・ホイールと呼ぶ直径450mほどの
  エンタープライズの円盤部分が、2回転/分で回転
する事で得られる。

  2001年宇宙の旅、の中でも描かれたスペースステーションの重力発生と同じ
  仕組みである。超電導マグネットを利用して、摩擦フリーの構成とする。

  このエンタープライズ、構想によると全長は960m、乗員・乗客1000名の
  なんとも巨大な構造物
となるが、惑星間航行、火星くらいまでなら十分だろう。

  
  果たして具体的な話に進むのか、気になるところだが、この制度、1月21日
  までに25000名の同意が必要とのこと。今は約6000名だから・・


  英語ニュース msnbc.msn.com

  有望視されているイオンエンジン(VASIMR) adastrarocket.com, wikipedia.org
   (Variable Specific Impulse Magnetoplasma Rocket)
  VASIMR開発者(Ad Astra社)HP

  動画:1Gの人工重力発生装置(約30秒)
youtube link

  動画:VASIMRを搭載したロケットイメージ(約4分)
youtube link

  動画:STAR TREK ENTERPRISE DEFIANT COMBAT (エンタープライズの勇士 約1分半)
  youtube link


 ▼脳波を読むブレインインターフェイス?! ゲームなら実用レベル?!


  最近、脳波をキャッチして分析、コマンドを発するというデバイスの開発が
  盛んなようだ。センサーを軽く被る程度で、脳へセンサー埋め込む方式でない。

  EU、g.tec社で開発中の技術では、脳波パターンを分析して意図する指示
  を読み分ける
。ゲームなど、いくつかのキーから一つを選ぶというのは簡単だ。

  更に、TVなどに映し出されたメニューから一つを選ぶという形で利用すれば、
  もっと簡単に実用的なものに仕上がるという。

  最終的には、障害者への適用を意図するが、将来的には、ロボットを動かしたり、
  電気自動車を操ったり、そういう時代に繋がるだろうとしている。


  もう一つ、こちらは米国シリコンバレー発のNeuroSky社日本語HP)だ。既にゲーム
  用に、なんと130ドルで販売もしている。センサー部は1つのようだ。

  長年に渡るこの分野の研究成果によると、脳の前頭葉皮質では、集中やメンタル
  な感情というより高い思考が支配的になっているという。ここをセンシングする。

  実は、通常の脳波分析とはタイプが異なり、脳波から読み取れる、集中度や
  瞑想(リラックス)度という、2つの指標を感知することに特化
している。

  これらの数値を上げたり、下げたりする事で、ゲームを行う。例えば、集中度が
  上がると、相手が倒せる、そういうシナリオが用意されている。


  最近では、音声認識がクラウドで処理される時代、脳波もクラウドで処理される
  ようになれば、リモコンならぬブレイン・コントロール時代が来るかもしれない。
  

  <g.tec社> 

  英語ニュース euronews.com

  動画:開発の様子(約3分)
youtube link

  動画:ゲームコントロール(2分13秒あたりから。全体約3分半)
youtube link

  動画:従来のセンサー埋め込みタイプ(約2分)
youtube link

  <NeuroSky社>

  日本語ニュース sankei.jp.msn.com

  動画:日本で発売中のnecomimi(約1分)
youtube link

  動画:ゲームの様子(2分)








aol.com link


 ▼グラビティ・ライト?! なんと簡単でも実用的、発展途上国の星となるか!!


  グラビティ XXX となると、つい、こちらの世界の話題かと思ってしまうのは
  何とかオタクの性であろうか。そんな話ではなく、実に素朴な発電・灯火装置だ。

  世界では、いまだ15億人以上もの人々が、電気を使えない。その代わりとなる
  のは、灯油等のランプだ。実は、これは環境に悪いだけでなく、危険なのである。

  即ち、インドだけでも年間250万人もの人が、ひっくり返ったランプで、酷い
  火傷を受けているというから、想像も付かない話だ。

  また、その費用もバカにならない。一世帯あたりの収入20%近くを占めると
  いうから結構な比率だ。

  太陽光発電が導入されているが、一般には高価すぎて手が出ない。また、夜使う
  には蓄電用の電池が必要であり、性能が悪くなると交換しなくてはいけない。

  これでは、普及も考えられず、実用的でもない。一向に発展途上国の生活環境は
  改善されないという事になってしまう。

  この状況を打破すべく、英国therefore社のデザイナーが重力の自然落下
  を活用した発電灯火装置を、アフター5で4年を掛けて開発。GravityLight だ。
  
  重り約10kgを装置に付け、大人の目の高さ程度のところから自然落下させる
  だけで約30分LEDが点灯する。二酸化炭素も出なければ、火傷の心配もない。

  コスト5ドルで、1000個を作って配ろうという。少々少ない気もするが、
  最初の目標としては上々だろう。


  このプロジェクト、indiegogo という一般からの投資を募集するサイトにUPされ
  現在も募集中だ。目標5万5千ドルのところ、既に33万ドル近くまでなった。

  日本なら手回し発電機という事だろうが、重力落下を使う事で、器用不器用の壁
  を超えて、万人が使えるという事だろう。


  日本語ニュース technobahn.com

  動画:プロモーション(約2分半)

GravityLight: lighting for the developing countries from Therefore on Vimeo.

vimeo link


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  カルマン渦というのをご存じだろうか。流体力学をカジッた事がある人は
  直ぐにピンと来るだろう。

  実験室のそれでなく、地球上、いろいろなところで見られるハズだが、
  なかなかチャンスはない。その美しい現象を、とくと見て頂きたい。

    link

    link
   
  共に、地球観測衛星テラの画像だ。


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