ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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Exobiology on Mars 即ち 火星上の宇宙生物探査を目的にした計画 ExoMars と
いうプロジェクトが、欧州主導で進んでいる。
関連 ASTRO blog 2014/09/23
2016年に、火星大気のガス成分が分析できる周回探査機と着陸機との打上げ、
18年には、生物探査用の地表を動くローバーを打上げる、2段階の計画だ。
<ExoMars Rover イメージ図>
まずガス分析で、火星のメタンや他の気体のマッピングを行い、後に続く地表で
活動するローバー着陸地点の選択にも貢献する。着陸機の経験稼ぎの意味もある。
ローバーへの、期待は大きい。ウイキペディアによると
・過去から現在にかけて、火星生命の痕跡探査。
・地表から浅い範囲における、水分と表土物質の科学的分布の特定。
・表面環境の研究と、将来の有人探査における危険性の特定。
・火星の進化の理解や居住の可能性などのために、惑星の表面・内部の調査。
これらを一役で対応するいろいろな分析装置が搭載される予定だ。顕微鏡に相当
する MicrOmega、土壌に含まれる有機体の分子分析器 MOMA など 9種に及ぶ。
<分子分析装置 MOMA とそのモジュール>
土壌サンプルを得るためにドリルも搭載される。最大2mの深さまで掘削、1回
の掘削で、直径1cm×長さ3cmのサンプル4つを採取する。
火星探査は過去に失敗も多く、着陸機は欧州にとっては、2度目の挑戦となる。
まだまだ予断は許さないが、大きな期待に応えてもらいたい。
ローバーの各種装置について link
<開発レポート>
動画:ExoMars 開発状況の報道 (4分)YT
動画:ローバー開発状況の報道(3分)YT
動画:チリの砂漠でのローバーテスト(3分半)YT
動画:ドリル試験(2分)YT
動画:土壌サンプルの分析準備テスト(2分)YT
動画:ExoMars 利用予定のプロトンロケット(1分強)YT
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地球エレベータと言うと、地球の遠心力を利用して、地上からケーブルを垂直に
立上げ、その先にあるウエイトが引っ張るというアイデアだった。
<これまでの地球エレベータのイメージ図>
<大林組の構想図>
これでは難しいのではないか、と思われていたが、現実的というタイトルが付く
新しいアイデアが発表された。
地上からの高さ20kmという「超」を超えた高層タワーを建設、先端に滑走路
を備える。そこから宇宙往還機が離発着する、というそれでも奇抜なアイデアだ。
<イメージ図>
タワー内部 又は 外部には、最大10トンの貨客を運べるエレベーターを設置し、
20kmの先端部まで運び上げる。勿論、与圧ケージ、速度は約10km/hだ。
構造体はユニークだ。水素かヘリウムで高圧充填された軽量・高強度のケブラー
繊維で作られたリング状の袋を積み上げていくという。
この方式により、現状より30%ほど燃料の節約が可能となる。20kmという
高さを利用して、一部の人工衛星の機能も肩代わりする可能性もある様だ。
<新しいアイデアを特許に>
理論的には200kmの高さまで可能というこのアイデア、カナダのベンチャー
が考案した。果たして、従来アイデアよりも現実性は高くなっただろうか。
開発会社(Thoth Technology社)HP
動画:CNBCニュース報道(1分強)YT
動画:TBS報道 大林組構想(1分半)YT
動画:従来型 NASAイメージCG(約1分半)YT
動画:従来型 スペースエレベータチャレンジ(13年 約7分半)YT
動画:従来型 BBCドキュメント(1時間強)YT
宇宙での滞在が長くなればなるほど、自給方法がカギとなる。何故なら、ISS
への輸送費は、300万円/kgと膨大な費用が掛かるからだ。
火星となると、往路だけでも8ヶ月が見込まれている中、食料を送るという計画
では、全体が成り立たない。となると、栽培・養殖は必然だ。
既に、火星上でレタス栽培の技術が開発されつつあるが、ISSでも試みられた
<栽培はこんな感じ>
今や植物工場が当たり前の時代、レタスの工場栽培と言ってもそれほど驚かない
のは確かだが、ISSではようやく始まったばかりだ。
赤、青、緑のLED照明の下、順調に生育したレタスは、最初の栽培では、地球
へ戻されて念入りに調査された。微小重力による悪影響を心配からだ。
そして今回、晴れて収穫・試食となった訳だ。栽培に33日、新鮮な野菜が口に
できるのは宇宙開発史上初だ。この栄誉ある宇宙飛行士の一人に油井さんもいる。
<将来の植物工場の宇宙船イメージ>
野菜の次が気になるが、やっぱり三大栄養素から選ぶと、タンパク質だろうか。
となると、動物の養殖という事だろうか。まだまだ先は長そうだ。
開発会社(ORBITEC社)HP
動画:宇宙レタス栽培 技術紹介(4分強)YT
動画:宇宙レタスの収穫の様子 油井宇宙飛行士も(3分半)YT
動画:宇宙ガーデニングロボット(10分)YT
動画:ISSでの宇宙食(2分半)YT
ロケットは衛星などを宇宙空間へ打上げるものだが、衛星は先端カプセルに収納
され、衛星以外は宇宙空間に到達するまでに、燃料として消費され切り離される。
具体的には、衛星100kgを打上げる為にラフに50倍、合計5トンもの推進
装置や燃料(マスレシオ0.98)が必要となるというイメージ、実に非効率だ。
ならば少しでも燃料が減らせないか。推力のもとなる水素燃料そのものを減らす
のは難しいが、水素燃焼を助ける酸化材が減らせないか、というアイデアだ。
陸上からエネルギーをマイクロ波で送信し、ロケット上では、そのマイクロ波を
熱エネルギーに変換、水素燃料に作用・燃焼させる。結果、酸化剤は不要となる。
<革新的な宇宙輸送機のイメージ>
<高出力マイクロ波出力装置イメージ>
試算ではこの方法を用いる事で、従来の多段ロケット方式から1段ロケット方式
で構成しても、マスレシオは0.72を達成するという。
そして、酸化剤にまとわりつく、爆発の危険性や燃焼の不安定さも克服できる。
安全性が格段と向上、構造も単純化でき、大幅な低コストが達成できる見込みだ。
再利用できるシステムとして、発射から回収までをトータルで仕組み、コスト的
には、現在300-600万円/kgを、最終的に数百ドルを目指す計画だ。
<航空機を思わせるボディー>
カギとなるマイクロ波の発生システムや、熱変換させるシステムの開発は、既に、
原理モデル的なものが開発・試験されており、良い結果を出している。
2010年設立の米国宇宙ベンチャーのエスケープダイナミクス社が進める技術
だが、日本から出したかった。日本は無線送電では、世界トップなのだから。
英語情報 nextbigfuture1, nextbigfuture2
日本での類似研究例(東京大学 修士論文) PDF
動画:プロモーションCG(2分弱)YT
動画:マイクロ波エネルギー送信技術説明 (2分弱)YT
動画:マイクロ波エネルギー送信技術デモ (1分強)YT
動画:JAXA 宇宙発電マイクロ波送電(日本語;5分)YT
動画:京都大学 マイクロ波無線電力伝送(日本語;2分半)YT
流れ星に思いを掛ける。そんな祈りをした経験はないだろうか。やりたくても、
簡単には巡り会えない流れ星、実際には難しい。
それを簡単に、というか人工的にやってみよう、というベンチャーが出てきた。
しかも天文学博士号を保有する女性CEOの日本発宇宙ベンチャーALE社だ。
<岡島礼奈CEO>
週間アスキーより
どんな技術で実現するか。一辺約50cmのマイクロ小型衛星に、大量のペレット
と呼ぶ小球を搭載、地球を周回しながら、このペレットを特定の地点で放出する。
<マイクロ小型衛星>
この小球がカギとなる。組成は極秘だが直径約2.5cm、ケミカルボールと呼び、
秒速約8kmで大気圏を落下、高度60kmあたりで爆発、天体ショーを展開する。
<ケミカルボール:イメージ>
数秒という刹那な時間だが、搭載上限の1000個を全部放出したら、凄い天体
ショーが繰り広げられるのではないだろうか。
配合により色も付けれらるというこの流星、本物の流れ星の秒速80kmには遠く
及ばないが、発光状態や痕跡を観測すことで、本物の解析にも役立つという。
日本発の宇宙ベンチャーは、まだまだ少ないが、夢のあるプロジェクトに賛同者
も多いようだ。2020年の東京五輪に間に合って欲しいものだ。
され、13日が極大、未明に期待が掛かる様だ。月明かりも少なく期待大だ。
動画:岡島礼奈CEOプレゼン(音小 14年 8分強)YT
動画:流れ星プロジェクト イメージ(1分半)YT
動画:15年のペルセウス座流星群 シミュレーション(1分半)YT
動画:14年のペルセウス座流星群(1分半)YT
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